問:

レガシー環境で《ヴェンディリオン三人衆》を唱えるタイミングとその意図を10種類挙げよ。
ただし、結果的に唱えるタイミングが同じでもその意図が違っていれば別回答とする。

例①:相手のドローステップに、引いたカードも含めて手札から有効牌を落とすため。
例②:相手のエンドステップに、次の自分のターンのアクションを通すため。


10個とか適当に挙げてみたらそれくらいあっただけで深い意図は無い。
お久しぶりです。
登録されたユーザーが2人も減りました。
定期的に書いていないとこうなるわけですね。
というわけで、昨日のフライデー(の皮を被ったフリー対戦)で起こったことでも書いて見る。


自分の第二メインフェイズ
お互いにライフは切迫していない

自分(ゆとりバント)
召喚酔いをしていないアンタップ状態の《石鍛冶の神秘家》
何にも装備されていない《殴打頭蓋》
手札が《Force of Will》1枚のみ
フェッチ1枚を含む、不自由なく色マナの出るアンタップ状態の土地5枚

相手(黒赤)
召喚酔いをしていないタップ状態の《渋面の溶岩使い》と充分な墓地
未公開の手札が数枚(ただし3ターン前に出した《石鍛冶の神秘家)は生き残った)
相手のデッキには《稲妻》《ヴェールのリリアナ》が入っていることは確認済み
アンタップ状態の数枚を含む、次のターンに複数の行動を起こすのに充分な土地

最善手は何だったんでしょうね?


自分のとった選択は白反転で↓

《リリアナ》が出てしまうと死ねるので、《石鍛冶》を捨てても《リリアナ》着地は阻止したい。
《リリアナ》を素撃ち《Force of Will》で打ち消せるマナを残したままターンを返し、
《リリアナ》が来なければ相手のエンドステップに《石鍛冶》で《殴打頭蓋》を出し直す。
という問題先送り後出しジャンケン的ゆとり思考。
結局《リリアナ》は引いてなかったようで、エンドステップに《殴打頭蓋》を出し直すのに成功。

でもこのとき、頭の中では《リリアナ》を強く警戒していたにも関わらず、
何故か、先に《石鍛冶》を焼かれたら対応して《殴打頭蓋》を出し直すつもり満々だった。

先に《石鍛冶》を焼かれるのは対応《殴打頭蓋》か《リリアナ》警戒かを迫られると考えると:
対応して《殴打頭蓋》を出し直すと、その後に《リリアナ》が通された場合に死亡確定。
《リリアナ》を警戒してマナを残すと、《殴打頭蓋》の再起は遅くなるが長期的には損しない。
《石鍛冶》を焼かれるのに対応して《殴打頭蓋》を出し直すのは一見良いプレイに感じるが、
この場合に関しては、実は賭けに負けたときのリスクが大きくより優先するべきことがあった。

結論、相手のエンドまで必ず《Force of Will》を構え続けるが最善手じゃないかなと思う。

論理的な行動と反射的な行動の乖離に気付くと自分がまだ下手だと実感できて楽しい。
割とよく見る。

インスタントのアクションはできるだけ対戦相手のエンドステップに撃つ。
そんなふうに考えていた時期が、俺にもありました。

でも、《不毛の大地》はその限りではない、むしろ自分のメインまで待つべき。
そんなふうに考えていた時期が、俺にもありました。

でもでも、やっぱり《不毛の大地》をエンドステップに撃った方がいい場合もある。
ああマジックは面白い。

円環の理

2012年1月11日 MTG
http://himarin.net/archives/5694021.html
ほむほむを無限ループから救い出せる可能性を秘めた名港線にあやまれ

http://victorique2.blog.fc2.com/blog-entry-1037.html
でも幸せそうだからまぁいいか
MTGプレイヤー的には2012年とか今更にもほどがある。
Tier1のデッキひとつ、他のTCGだったら1万円以下で組めるのに、
どうしてMTGだと3万円も5万円も出して組まなくてはならないのか?

パックが高いからシングルカードも高くなってしまう、わけではない。
プレイヤーの意思を無視して不当に値段が吊り上げられている、わけでもない。

それは、その値段を払ってでもデッキを組みたいという人がMTGをするからである。

MTGのパックは高い、だから全てのカードの値段が高くなる、と思ってる人がいる。
しかしTier1から一歩外に出てみると、Tier2に使われてたりサイドボード要員だったりの
中堅レアがあるわけだ。それらは他のTCGと変わらない値段で売られている。
ということは、確かにパックも高いけど、それが値段を引き上げていることにはならない。
構築で強くなりたい、コレクションしたい、そのためであれば高いお金を払っても構わない、
そういう人たちが大勢いるから成り立っている。

つまり、需要と供給の話で言えば、
高い値段でも買う人がいるから、カードが高い値段で供給されている、ということになる。

MTGプレイヤーは高い金を出してデッキを組むことを強要されているわけではない。
高い金を出してでもデッキを組みたいMTGプレイヤーがいるからこそカードが高くなるのだ。


元ネタ:池上彰のやさしい経済学~なぜ高級ホテルのコーヒーは高いのか~
本当にやさしかった。
12月マジ時間経つのはえーわー

黒ズボンひっぱり出したらお腹周りがきつくなってやんの。

とっととIPGとか確認して寝やんと。
自分はプレイ中に相手のマナが寝てようが手札が無かろうがどんなにマグロ状態だろうが、
面倒臭くても毎回「~~していいですか?」といちいち確認します。

何故そんなことをするかというと、いちいち確認するのが面倒臭いからです。

寝て起きたら12月

2011年12月11日 MTG
そろそろ冬眠を始める季節
中二病。

トレーニングとして、これからリアニメイト使う際は釣り先に応じた前口上を読み上げるわ。


発展の動力源よ!大いなる統合を経て完成へと至れ!核の占い師、ジン=ギタクシアス!

全てのあまねく統一に理想を掲げよ!創造主の神意を示せ!大修道士、エリシュ・ノーン!

エスパーに吹きし鋼の風よ!双翼を以て愚者を切り裂け!スティールウィンド・スフィンクス!

バントを守護せし浄化の天使よ!祈りを束ねて剣と成せ!エンピリアル・アークエンジェル!

虚空より招かれし漆黒の翼よ!誓約を貫き絶望に誘え!ディスパイアー・エンジェル!


「~~よ!」と呼び上げたり「至れ!」「示せ!」と命令系で綴じると中二臭くなる。
やたらと難しい言葉や大げさな表現を使ったり、無駄に英語読みしたりは基本ですね。
語尾のエクスクラメイションマークはデフォルト。

日常系アニメ

2011年12月3日 MTG
好き。なんだけど、

ストーリーものに比べて「いつでも観れる」感が強いため、観るのは後回しになりがち。

けいおん!!もゆるゆりもAチャンネルもGAも全話録画してあるのに途中で止まってる。

頑張って早いうちに観よう。
数日前からYoutubeの動画をエンドレスエイト。
やべーセリフがいちいち厨臭くて超痛かっこいい。

「荒廃稲妻でガラクと手札を失う・・・かと思いきや瞬間凍結ゥ!」
「満を持して悪斬の天使降臨です。あとはこれをエレンドラで守るだけ!」
「これではもう相手のデッキは何もできないですね。」
「聖遺の騎士から・・・なんと幽霊街!これでマリットレイジは出せません!」
「さあ準備は完了しました。もはや役者は揃ったので~~」

この辺りのマウステックを実戦で使えるように練習しなければ。

Decks, Be Ambtious!!
大会運営用に使ってるノートパソコンでWERをネットに繋げることができない。
インターネットそのものには繋がるので、多分設定とかその辺のお話。

このソフトでは大会結果のログはソフトと同じ場所ではなくCドライブに保存されるので、
ノートから直接ネットに繋げないと報告するのに一手間かかることになる。

本来ならその設定をどうにかして繋がるようにするべきなんだろうけど、
ノートでネットに繋げるためには机の下に潜って配線を繋ぎ直す必要があり、
これからもずっと続くと考えると、そもそもノートで報告すること自体が非常に億劫だ。

というわけで、WERのログをソフトの入っているUSB自体に記録できないか試してみる。

それ自体は設定を書き換えるだけなので滞り無く成功するも、新たな問題が発覚。
どうやらその書き換えた部分が不具合だと認識されてしまうようで、
ネットに繋ぐたびにアップデートされて元通りに上書きされてしまう。

以前Testing先生に尋ねた際「止めた方がいい」と諭された理由をようやく理解。

どうしたものか。
30まで童貞を守るとプレインズウォーカーになれるらしい
Premium Deck Series: Graveborn
Premium Deck Series: Graveborn
そういえばGravebornを買ってきました

今更ながらリスト↓
Premium Deck Series: Graveborn

21《沼/Swamp》
1《水晶鉱脈/Crystal Vein》
1《漆黒の要塞/Ebon Stronghold》
1《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire》

2《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
2《隠された恐怖/Hidden Horror》
1《顔なしの解体者/Faceless Butcher》
1《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》
1《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》
1《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》
1《新緑の魔力/Verdant Force》
1《悲哀の化身/Avatar of Woe》
1《魅力的な執政官/Blazing Archon》
1《テラストドン/Terastodon》
1《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》

3《強迫/Duress》
1《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1《納墓/Entomb》
1《再活性/Reanimate》
3《動く死体/Animate Dead》
3《死体発掘/Exhume》
2《不快な夢/Sickening Dreams》
1《ゾンビの横行/Zombie Infestation》
2《生き埋め/Buried Alive》
2《戦慄の復活/Dread Return》
2《最後の儀式/Last Rites》
2《悪魔の隷従/Diabolic Servitude》
赤文字は今回初めて新枠になった旧枠のカード。
青文字はプロモや限定セットなどでのみ新枠になったことのある旧枠のカード。

新枠厨的には買わない理由が無い。
何気に《陰謀団式療法》や《再活性》のFNMプロモも持ってなかったからちょうどいいし。
当然のように4セット買ってきたからとりあえずリアニメイト組むわ。


ちなみに去年のFire&Lightning↓
http://mtg2384.diarynote.jp/201011202339042327/

解読不能

2011年11月13日 MTG コメント (4)
解読不能
これの5位の人の、土地の一番下と呪文の一番上がわからん

http://web17.accelerated.de/turniere/2011-06-19/legacydeck.htm

4《Tundra》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《島/Island》
1《平地/Plains》
1《Karakas》
1《黄塵地帯/Dust Bowl》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1 *解読不能*

4 *解読不能*
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《Force of Will》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
3《目くらまし/Daze》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2《殴打頭蓋/Batterskull》

Sideboard
4《貪欲な罠/Ravenous Trap》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《神の怒り/Wrath of God》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

ボス決して走らず急いで歩いてきてそして早く解読して僕を助けて

Planechaseのイラスト

2011年11月12日 MTG
Planechaseのイラスト
Planechaseのイラスト
Planechaseのイラスト
かっこいい
Planechaseのイラスト
Planechaseのイラスト
かっこいい
はるか昔、マジックのデッキはその戦略によって
『Aggro(Beatdown)』『Control』『Combo』の3つに分類された。


実際このアーキタイプの定義は完璧で、マジックに存在するおよそ全てのデッキは、
これら3種類のいずれかあるいはいくつかで表記されることとなる。
例えば『Aggro』と『Control』の中間的あるいは混成的なデッキは『AggroControl』だ。
同様に『AggroCombo』『ControlCombo』、中には『AggroControlCombo』なんてのもある。
(何を隠そう私はNORUGが大好きだ。)

ところで今回は、複数の戦略が混じった『AggroControl』等のデッキの呼び方に対して、
混じりっ気無い『純粋なAggro』デッキのことを便宜上『PureAggro』と呼ぶこととする。
同様に『PureControl』『PureCombo』、こんな感じだ。


デッキの戦略が定義された際に「Control」という言葉には2つの異なる要素が内包された。
相手を妨害するためのカウンターや除去をはじめとする「防御的要素」と、
長引いて有利になる重い呪文やアドバンテージ獲得などによる「長期的要素」だ。
特にその両方を体現した『TheDeck』は『PureControl』の象徴とされた。


競技マジックが始まって数年後、とある『AggroControl』が一躍有名になる。
それはコンボをメタってスリヴァーでの攻撃をカウンターで補助する『CounterSliver』、
MikeFloresの分類でもその名を見る、マジックの歴史において非常に重要なデッキだ。

『Control』の「防御的要素」であるカウンターを『Aggro』に加えたこの『CounterSliver』は、
異なる2つの要素を非常に的確に組み合わせたデッキ構築の美しさを誇っていた。
そして、かつて『TheDeck』が『PureControl』の戦略を体現した象徴的な存在だったように、
『CounterSliver』が『AggroControl』の象徴的な存在へと奉り立てられることとなった。

その構造と戦略から、後にこのタイプのデッキは『ClockPermission』と呼ばれることとなる。
また、『MindTwist』系列の手札破壊デッキや『Armageddon』系列のマナ拘束デッキも、
その構造を見直されて広義の『ClockPermission』の仲間入りを果たした。
『ClockPermission』はその後、軽量で強力なクロックを得ることで更に発展することとなる。


さてここで質問だが、『AggroControl』は『PureAggro』に対して強いだろうか弱いだろうか。
同じように『PureControl』に対しては、そして『PureCombo』に対してはどうだろうか。

「あくまでも一般論だが、『AggroControl』は『PureAggro』に対して弱いと言われる。
 クリーチャーの殴り合いでは純粋に攻撃力を高めた『PureAggro』に分があるからだ。
 その一方で『AggroControl』は『PureControl』『PureCombo』に対して強いと言われる。
 《神の怒り》やコンボパーツ等の致命的なスペルをカウンターで弾けるからだ。」

『AggroControl』≒『ClockPermisson』の認識が正しければ、解答はこのようになるだろう。
しかし実際には、『PureAggro』に強い『AggroControl』はいくらでも存在する。
そして同様に、『PureControl』『PureCombo』に弱い『AggroControl』もまた存在する。


その鍵は、『AggroControl』≒『ClockPermisson』として認知される際に置き去りにした、
かつて「Control」の言葉に内包された2つの要素の残り一方、「長期的要素」にある。
「防御的要素」に着目した『AggroControl』が『ClockPermission』と呼ばれるように、
「長期的要素」に着目した『AggroControl』は『Midrange』と米国では呼ばれる。

『Control』の「長期的要素」を『Aggro』に組み合わせたこの『Midrange』の戦略と構造が、
『AggroControl』≒『ClockPermission』では説明できなかった部分を埋めてくれる。
 あくまでも一般論だが、『Midrange』は『PureAggro』に対して強いと言われる。
 クリーチャーの殴り合いでは消耗戦に強い『Midrange』に分があるからだ。
 その一方で『Midrange』は『PureControl』『PureCombo』に対して弱いと言われる。
 《神の怒り》やコンボパーツ等の致命的なスペルを防ぐ術を持たないからだ。


米国ではこの『Midrange』の戦略については何年も前から研究され論述されている。
『Midrange』は『ClockPermission』とは別系統の『AggroControl』であると定義付けられ、
その戦略は『MidrangeBeatdown』『MidrangeControl』と更に細分化されている。

日本でも、言葉では『中速』が使われているし、実際に多くの『Midrange』が活躍している。
しかし驚くべきことに、これほど一般に浸透している『Midrange』が日本において、
そのデッキの構造や戦略について明確に体系付けられて論述されたことはほとんど無い。
それ故に、『Midrange』の戦略を論理に拠るのではなく感覚に頼って扱わざるを得ず、
日本においては未だ『Aggro』『Control』戦略の中間としてしか認識されていない。


『AggroCotrol』と呼ばれるデッキの範囲は『ClockPermission』から『Midrange』まで幅広く、
しかも現在のレガシーではひとつのデッキに複数の戦略が組み合わされることも多い。
(何を隠そう私はNORUGが大好きだ。)

環境に存在するデッキの中で、非常に多数が『AggroControl』と分類されるその中で、
それぞれのデッキが『AggroControl』の中でも更にどの立ち位置でどの戦略を用いるのか、
ひとつひとつ把握していきたいものである。


余談だが、米国では、『Midrange』戦略の存在とその構造的立ち位置を考慮した上で、
なおも『AggroControl』が『ClockPermission』を意味する場合もある。
米国では「Control」は「防御的要素」の側面、特にカウンター・手札破壊・マナ拘束など、
相手の行動そのものを縛れるようなものを指す傾向が強いためであろう。
一方で「Control」を「長期的要素」の側面を捉えて定義付けることの事の多い日本人が、
その視点から『AggroControl』を語ることが無かったのは、なんとも皮肉な話である。



※この文章は、非常に歴史の浅い平凡プレイヤーが酒に酔った勢いで書いた妄想です。
 信じる者は足元を掬われますので悪しからず。
MTGプレイヤーに限った話ではないのですが、
世の中にはプロテクション(会話)を持つ人物が稀にだがよくいます。

彼等は会話から身を守る能力を有しており、具体的には、
こちらの意見の対象にすることができなかったり、
逆に相手の言葉をブロックすることができなかったり、
説得してエンチャントすることもできず、
注意してもダメージのひとつも受けてくれません。

なぜこんな話題を挙げたかと言うと、
先日、非常に強固なプロテクション(会話)を持つプレイヤーと話した際、
全てを諦めて自分もプロテクション(会話)を持つことで対応してしまいました。

さすがにマズい対応でした。
これから気を付けなければ。

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