EDH《覇者シャルム》デッキメモ
M11が出たばかりだというのに、EDHが楽しすぎてスタンをするのが辛いので、EDH用に新しくデッキを組んでみることにする。

ジェネラルは《覇者シャルム》の予定。
覇者シャルム/Sharuum the Hegemon
伝説のアーティファクト・クリーチャー — スフィンクス
飛行
覇者シャルムが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。あなたはそれを戦場に戻してもよい。
5/5

デッキのコンセプトがハッキリするのがいい。

ガチと名高いジェネラルだけど、壊れの原因である《トレイリアのアカデミー》が抜けたし、Serraさんも「フフフ・・・奴は4強の中でも最弱・・・ヤンキームーミンごときに負けるとはガチジェネラルの面汚しよ・・・」 と言っていたし(http://cardshop-serra.com/column/mumin3.html)、まぁいいんじゃないか。

そこまでガチガチに作るつもりも無いし。

とりあえず思い付いたギミックをだーっと列挙したら、デッキ枚数が150枚くらいになりそうな初心者だったので、草案のまま晒してみる。

何かアドバイスを貰えると中の人が泣いて喜ぶと思います。

追記:持ってないカードには@が付いてる。
ミラディンのときにやってなかったのがつらい。


○ジェネラル

《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》

基本エンジン。


○ほぞギミック

《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
@《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
@《工匠の直感/Artificer’s Intuition》

軽量のアーティファクトをサーチして、

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《通電式キー/Voltaic Key》
《不死の霊薬/Elixir of Immortality》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《探検の地図/Expedition Map》
《上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb》
《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule》
《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule》

状況に合わせて使って、

《回収基地/Salvaging Station》

使い回す。


○アーティファクト・クリーチャー

《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《映し身人形/Duplicant》
《練達の変成者/Master Transmuter》
《スフィンクスの召喚士/Sphinx Summoner》
《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》
《厳然たるスフィンクス/Magister Sphinx》

エスパーとミラディンのいいとこどり。


○コンボ

レジェンドルールを活かして、

《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》

で無限サイクルを作って、

《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》

で無限ライフロスしてみたり。


《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》
《弱者の剣/Sword of the Meek》

ソプターコンボを積んで、

《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》

で無限マナ&無限ライフ&無限トークンしてみたり、

《時の篩/Time Sieve》

で無限ターンしてみたり。


《トリスケリオン/Triskelion》
《卑劣漢の大鎌/Scythe of the Wretched》
《クラーク族の鉄工所》or《彫り込み鋼》

で無限マナ&無限ダメージしてみたり。


せっかく《師範の占い独楽》があるので、

@《未来の大魔術師/Magus of the Future》
《未来予知/Future Sight》

未来独楽とかして、

《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》

で無限ドローしてみたり。


ジェネラルがCIP能力持ちなので、

《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》

を積んだら、

《目覚ましヒバリ/Reveillark》
@《霊体の先達/Karmic Guide》
《熟考漂い/Mulldrifter》
@《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》

も欲しくなって、

《臓物の予見者/Viscera Seer》

があれば無限ヒバリができるので、

《トリスケリオン/Triskelion》

で無限ダメージしてみたり。


○色が合うので。

《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》
《航行長ハナ/Hanna, Ship’s Navigator》
《アカデミーの学長/Academy Rector》
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》

みたいな便利なカードを積んでみたい。


@《アカデミーの学長/Academy Rector》
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》

からは

《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
@《リスティックの研究/Rhystic Study》
《ネクロマンシー/Necromancy》

あたりの便利なエンチャントが出る。


○ウィザード・サイクリング

《ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermage》

のウィザード・サイクリングで

《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》
《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》

かゆいところに手が届く。


○その他アーティファクト

@《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《精神の眼/Mind’s Eye》/Mind’s Eye
《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》

@《巻物棚/Scroll Rack》
《伸ばし歯/Unbender Tine》
@《旗艦プレデター/Predator, Flagship》
@《骸骨の破片/Skeleton Shard》
@《水晶の破片/Crystal Shard》
《水晶球/Crystal Ball》
《次元の門/Planar Portal》
《魂の大鍋/Cauldron of Souls》

@《精神隷属器/Mindslaver》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》

みたいなアーティファクトが楽しそう。


○土地

多色土地は割愛、

《教議会の座席/Seat of the Synod》
《古えの居住地/Ancient Den》
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》

@《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《コーの安息所/Kor Haven》
《トレイリア西部/Tolaria West》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》

《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《露天鉱床/Strip Mine》
《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
《聖遺の塔/Reliquary Tower》
《ヴェズーヴァ/Vesuva》

あたりがよさそう。


○その他

白のリセットとか、

青のカウンターとか、

マナ・アーティファクトとか、

一通り積まなくちゃ。



《結界師ズアー》のギミックはデッキのコンセプトと合ってないけど、そのままジェネラルを替えても楽しめそうなので積んでおく。

ここに書いたギミックを全部詰め込んだらスペースが足りない上に中途半端なデッキになるので、いくつか削る予定。

楽しそうなアーティファクトがここに書いてないのもいっぱいありすぎて困る。

何か思ったことがあれば書いてください。



むぅ、こうやってうだうだ考えている時間が一番楽しいな。

M11 レア収集目標

2010年7月9日 MTG
M11 レア収集目標
土日は少し遠くに出かけるためプレリにも出られないのだが、3日間もDNのトップを『ディーふらぐ!』にしておくのは抵抗があったので、M11のレア収集目標だけでも書いておく。


最優先事項
《原始のタイタン/Primeval Titan》
《処罰の力線/Leyline of Punishment》
《審判の日/Day of Judgment》

できれば
《太陽のタイタン/Sun Titan》
《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge》
《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
《虚空の力線/Leyline of the Void》
《破壊的な力/Destructive Force》
《分裂するスライム/Mitotic Slime》
《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》
《鋼の監視者/Steel Overseer》
《執念の剣/Sword of Vengeance》
《脆い彫像/Brittle Effigy》
《トリスケリオン/Triskelion》
《凶運の彫像/Jinxed Idol》
《惑いの迷路/Mystifying Maze》


要するにパワーカードと怪しげなアーティファクトです。

《審判の日》はゼンディカー版で持ってるけど、M11版のセンターテキストがカッコイイので。

というわけでハヤカワのみなさん、もしプレリで引いて、自分で使う予定が無ければ譲ってください。

あと、John Avonさんの描いたLRW版MPSランドと同じイラストの基本土地《平地231》《島235》《沼238》《山243》《森247》も集めたいので、暇があったら見ておいてもらえると嬉しい。
M10→M11 レア再録まとめ
はい、フルスポイラーも出たことですので、M10からM11へのレアの再録の関係を枠別に挙げてみました。

主に自分用メモなので、生産性が無いとか言わない。

○・・・続投で再録
×・・・再録漏れ
⇒・・・新規収録orM10以外から再録

ソートは「神話レア→レア」「続投で再録→同じ枠で新規→再録漏れ→新規」「A→Z」


White

○《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
  PW枠は安定。

○《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
  神話レアの天使枠。強いからという理由で再録された。問題無し。

⇒《太陽のタイタン/Sun Titan》
  新規のタイタン枠。つよい。

○《清浄の名誉/Honor of the Pure》
  全体強化枠。問題無し。

○《沈黙/Silence》
  呪文のプレイの制限枠。問題無し。

×《警備隊長/Captain of the Watch》
⇒《模範の騎士/Knight Exemplar》
  部族ロード枠。《包囲攻撃の司令官》も落ちたし、トークンを使うからかな?

×《守護熾天使/Guardian Seraph》
⇒《天使の調停者/Angelic Arbiter》
⇒《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon》
  レアの天使枠とダメージ軽減枠。《天使の調停者》は専用にデッキを組みたいと思えるので良いと思う。《復讐に燃えたアルコン》はやることが地味。

×《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》
⇒《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
  新規の力線枠&レアの色対策枠。悪くないんだけど、ちょっとやりすぎ・・・

×《次元の浄化/Planar Cleansing》
⇒《審判の日/Day of Judgment》
  リセット枠。問題無し。というかなぜM10に入れなかったし。

×《不滅/Indestructibility》
  何枠か不明。 使われているのをほとんど見たことが無いので問題無し。

×《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》
  エンチャント支援枠。せっかく族霊鎧が出たのにこういうのを落としたらダメだろう・・・

×《蔵の開放/Open the Vaults》
  アーティファクト支援枠。アラーラが抜けたら力不足という理由で不再録らしいけど、本当はどうなのやら。正直抜けて欲しくなかった。

⇒《セラの高位僧/Serra Ascendant》
  ウィニー枠? EDH用ですね。普通の構築では微妙。


Blue

○《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
  PW枠は安定。

×《スフィンクスの大使/Sphinx Ambassador》
⇒《難題のスフィンクス/Conundrum Sphinx》
  スフィンクス枠。ただ、クリーチャーとしての特性は大分違う。まあどっちにしろ使われなさそうだから問題無し。

×《時間のねじれ/Time Warp》
  追加ターン枠。コレは痛い。

⇒《霜のタイタン/Frost Titan》
  新規のタイタン枠。

○《クローン/Clone》
  クリーチャーのコピー枠。枠自体は必要なんだけど、もう一声欲しい。

○《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
  部族ロード枠。カード自体に不満は無いけど、もうちょい環境にマーフォークが欲しいかな。

○《心の傷跡/Traumatize》
  ライブラリー破壊枠。エルドラージが環境にいるのにこれでいいのか・・・

×《願いのジン/Djinn of Wishes》
⇒《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan》
  能力持ちファッティ枠。どちらもフレイバーあふれる素敵なカード。どちらかといえば《嵐潮のリバイアサン》の方が実用的なので良い。

×《集団意識/Hive Mind》
⇒《時の逆転/Time Reversal》
  カオス枠。やることはハデなんだけど、盤面に与える影響は少なくなった。上の能力持ちファッティ枠でもそうだけど、こういうトリッキーなカードは、ずっと同じカードがあるよりも新しいカードが入った方がジョニーが喜ぶ。

×《変身/Polymorph》
⇒《集団変身/Mass Polymorph》
  変身枠。こういうトリッキーなカードは、ずっと同じカードがあるよりも・・・ってあれ? 正直《変身》を残すのはどうかと思うけど、まあウィザーズにも考えがあるんでしょう。

×《思考の泉/Mind Spring》
  ドロー枠。アンコモンの《ジェイスの創意》にタッチ。一長一短だけど、特に問題無し。

×《双つ術/Twincast》
  呪文のコピー枠。赤の《余韻》にタイムシフト。頻繁に色の役割を変えるのは止めて欲しい。

⇒《予期の力線/Leyline of Anticipation》
  新規の力線枠。つよい。

⇒《移し変え/Redirection》
  赤から対象変更枠が移ったのかな。頻繁に色の役割を変えるのは止めて欲しい。


Black

○《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
  PW枠は安定。

×《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus》
×《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper》
⇒《蠱惑的な吸血鬼/Captivating Vampire》
  部族ロード枠。ゾンビはなくなりました。なかなかフレイバーあふれるカードなのでこれはこれで好きだが、部族デッキにとっては《夜侯》の爆発力の方が欲しい。

×《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
⇒《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》
  ファッティ枠。ただのデメリット持ちじゃなくて高速で出てこられるようになって良くなったと思う。

⇒《墓所のタイタン/Grave Titan》
  新規のタイタン枠。つよい。

○《消えないこだま/Haunting Echoes》
  ライブラリー破壊枠&墓地対策枠。あまり使われていないが、非常に黒らしくて良いと思う。

○《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》
  除去能力持ちクリーチャー枠。というか《凄腕の暗殺者》枠。問題無し。

×《夢魔/Nightmare》
⇒《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》
  黒単用クリーチャー枠。問題無し。というかつよい。

×《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》
  手札破壊クリーチャー枠。《リリアナの死霊》にタッチ。正直《惑乱の死霊》の方がいいけど、今は場に残って強いクリーチャーよりも場に出ただけで仕事ができるクリーチャーの方が強いので、仕方無いと思う。

×《思考の粉砕/Mind Shatter》
  ハンデス枠。これといって代わりのカードが収録されていないので残念。

×《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》
  何枠か不明。 別に無くなっても問題無し。

×《地獄界の夢/Underworld Dreams》
  《地獄界の夢》枠。併用されることの多い《偏頭痛》が《リリアナの愛撫》として強化されたので、問題無し。

⇒《闇の後見/Dark Tutelage》
  黒のドロー加速枠。第9版の《ファイレクシアの闘技場》以来。大魔術師サイクルの多くがクリーチャーになったことで元ネタのカードとは別物になったように、これもエンチャントになったことで《闇の腹心》とは全く別物になると思う。

⇒《虚空の力線/Leyline of the Void》
  新規の力線枠。墓地対策枠でもある。つよい。

⇒《壊死の疫病/Necrotic Plague》
  何枠か不明。同じようなフレイバーなら《黒死病》の方が良い・・・

⇒《聖句札の死者/Phylactery Lich》
  アーティファクト支援枠? 自分の魂をアーティファクトに封印するというフレイバーは素敵。


Red

○《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
  PW枠は安定。

×《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
  神話ドラゴン枠はなくなりました!残念!

⇒《業火のタイタン/Inferno Titan》
  新規のタイタン枠。

○《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
  部族ロード枠。カード自体に不満は無いけど、もうちょい環境にゴブリンが欲しいかな。

○《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》
  フェニックス枠。うーん、どうだろうな。

×《地震/Earthquake》
⇒《破壊的な力/Destructive Force》
  リセット枠。リセットは《破壊的な力》に、X火力は《火の玉》に、それぞれ分業するわけですね。《破壊的な力》自体にはわくわくするけど、リセットとX火力を1枚で出来る《地震》が無くなるのは痛い。

×《魔力のとげ/Manabarbs》
⇒《処罰の力線/Leyline of Punishment》
  コントロール対策枠。単体では多分《魔力のとげ》の方が使いやすいけど、《チャンドラ・ナラー》と役割が被ってる感じもしたのでまあよいのでは。

×《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
⇒《古のヘルカイト/Ancient Hellkite》
  レアのドラゴン枠。火吹きはアンコモンの《シヴの抱擁》にタッチ。重いけど能力は強いので、まあよいのでは。

×《歪んだ世界/Warp World》
⇒《野生の喚起/Wild Evocation》
  カオス枠。カオスっぷりが減った上に、《歪んだ世界》は専用にデッキを組めばちゃんと回るのに対し、《野生の喚起》は専用にデッキを組むと事故りそうなんだよな・・・

×《ボール・ライトニング/Ball Lightning》
  歩く火力枠。コモンの《電弧の走り手》になりました。というかなんだ、赤のレア以上に速攻がいなくて、緑にはいるってそれどうよ。

×《気まぐれイフリート/Capricious Efreet》
  無作為枠? 無作為は人気が無いんだってマローが言ってた。

×《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
  レアのゴブリン枠? これが無くなるのは痛いなー。でもこんなのが基本セットに在住してたのがイレギュラーなわけで。

⇒《溜め込むドラゴン/Hoarding Dragon》
  何枠か不明。 アーティファクトを食べているというフレイバーは素敵だが、赤なのにアーティファクト支援というのがな・・・

⇒《サイクロプスの剣闘士/Cyclops Gladiator》
  ファッティ枠?

⇒《余韻/Reverberate》
  呪文のコピー枠。青の《双つ術》からタイムシフト。頻繁に色の役割を変えるのは止めて欲しい。

Green

○《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
  PW枠は安定。

⇒《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge》
  神話レアの速攻枠。つよい。

⇒《原始のタイタン/Primeval Titan》
  新規のタイタン枠。つよい。

×《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
  何枠か不明。 これが失われるのは惜しいけど、緑がこんな簡単に除去撃てちゃだめでしょ。

○《変幻のハイドラ/Protean Hydra》
  あわれはいどらさんは神話レア枠から外れてしまいました。無念。

○《極楽鳥/Birds of Paradise》
  マナクリーチャー枠。というか《極楽鳥》枠。基本ですね。

○《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
  部族ロード枠。問題無し。

×《蟻の女王/Ant Queen》
⇒《分裂するスライム/Mitotic Slime》
  トークンを生むクリーチャー枠? 起動型能力よりも誘発型能力の方が良いから問題無し。

×《エルフの笛吹き/Elvish Piper》
⇒《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
  起動型能力持ちのクリーチャー枠。大魔術師サイクルの多くがクリーチャーになったことで元ネタのカードとは別物になったように、これも適者生存とは全く別物になると思う。でもコントロールにしてみれば厄介。何より2マナと軽くなったので使いやすくなった。

×《大貂皮鹿/Great Sable Stag》
  レアの色対策枠。スペック的には惜しいけど、これが作られた原因の青黒系デッキは今はいないので、別に問題無し。

×《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》
  ファッティ枠。このマナ域はただでかいだけではダメだということかな。タイタン枠にタッチ。

×《隠れ潜む捕食者/Lurking Predators》
  何枠か不明。 せっかく占術と相性が良さそうなのにね。

×《樫の力/Might of Oaks》
  巨大化枠。レアで単体強化では力不足ということかな。

⇒《活力の力線/Leyline of Vitality》
  新規の力線枠。白の《魂の管理人》がいなくなったので。

⇒《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
  何枠か不明。 今更の《荒廃稲妻》対策。《大貂皮鹿》のときもそうだったけど、どうやらウィザーズは、基本セットを出すタイミングでもうすぐ落ちるブロックのデッキをメタりたいらしい。

⇒《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》
  全体強化枠。アンコモンの《踏み荒らし》からタッチ。正直《踏み荒らし》の方が良いな。


Artifact

○《白金の天使/Platinum Angel》
  ルール破壊枠? あってもいいが、コレで神話レアの枠が一つ消えると思うと・・・

×《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
  ファッティ枠。無色のファッティはエルドラージ覚醒にいるので問題無し。

×《旗印/Coat of Arms》
⇒《鋼の監視者/Steel Overseer》
  全体強化枠。《旗印》って第7版からずっと再録されてたんだね。部族デッキがないので別にいらないのでは。邪推な勘繰りをすると、ミラディンの傷痕ではアーティファクト・クリーチャーが高速で並ぶようなことがあるのかも。

×《吠えたける鉱山/Howling Mine》
⇒《寺院の鐘/Temple Bell》
  ドロー加速枠。というか《吠えたける鉱山》枠。1マナ重くなったのは痛いけど、その分能力は融通が利くので、一長一短。代用にはなる。

×《魔道士封じの鎧/Magebane Armor》
⇒《執念の剣/Sword of Vengeance》
  装備品枠。《魔道士封じの鎧》はフレイバーは良いものの実用的ではなかったため、良いと思う。

×《命運の鏡/Mirror of Fate》
  何枠か不明。 別にいらん。むしろ誰か使い方を教えてくれ。

×《真髄の針/Pithing Needle》
  痛い。《真髄の針》がずっと基本セットにあるのがおかしいというのもわかるけど、コレ無くしてどうやってPWを対処するのかとアーロンを小一時間ほど問い詰めたい。

⇒《脆い彫像/Brittle Effigy》
  除去枠? つよい。

⇒《凶運の彫像/Jinxed Idol》
  コントロール対策枠? つよい。

⇒《トリスケリオン/Triskelion》
  クリーチャー枠? M10のレアにクリーチャーがいなかったと今気付いた。つよい。


Land

○《氷河の城砦/Glacial Fortress》
○《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
○《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
○《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
○《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
  多色土地枠。問題無し。

×《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle》
  クリーチャー土地枠。ワールドウェイクのミシュラ土地があるので問題無し。

⇒《惑いの迷路/Mystifying Maze》
  クリーチャー対策土地枠。《流砂》あたりと比べると重くなったけど、今だったらこっちの方が強い。


まとめ

全体的に、余計な枠が消えてサッパリしてます。

PW、タイタン、力線、ロードなどのサイクルで大分枠が埋まって余裕が無い感じもしますが。

いくつかの実用的でなかったカードの代わりに使えそうなカードが入るのが良いですね。

M10で収録された怪しげなエンチャントが軒並み消えてます。

本来はアーティファクトと相性が悪い赤にアーティファクト支援があるのが気になるところ。

アーティファクトは質が良いものが増えて、かなり期待できます。

《時間のねじれ》《地震》《真髄の針》あたりは、ミラディンの傷痕で何かしら代用カードが出ることを願いましょう。
影の薄いカードの使い方を考えてみた。その1《不死の霊薬》
影の薄いカードの使い方を考えてみた。その1《不死の霊薬》
影の薄いカードの使い方を考えてみた。その1《不死の霊薬》
はい、M11のカードもかなりの数が公開されて、ようやくその全貌が明らかになってまいりました。

全体的に単体でハイスペックなカードが大量ですね。また、過去のカードのリメイクやメカニズムの再録も含まれていて、基本セットなのに時のらせんみたいな感じがして楽しいです。

でもそんな中に、いまいち使い道のわからないカードも紛れ込んでいますね。「え、これどうやって使うの?」「なんでこんなカードを収録するの?」と言われそうな影の薄いカードたち。

ですが、ウィザーズの人たちはかなり計画的に収録カードを決めているので、使い道の無いカードを収録することはまず無く、何かしら意味があると思います。

そこで、そんなM11に収録された影の薄いカードの利用法を考えてみました。


というわけで、今回のお題はコレ。
Elixir of Immortality/不死の霊薬 (1)
アーティファクト アンコモン
(2),(T):あなたは5点のライフを得る。不死の霊薬とあなたの墓地をライブラリーに加えて切り直す。

普通に使えば、3マナかけて5点のライフを得るだけのカードです。

アーティファクトのライフゲインとしては、以前に比べれば悪くないコストパフォーマンスになりましたが、いかんせんやることがライフゲインだけでは地味すぎます。尖った高速ビート対策のサイドボードとしてならライフゲインは効果的なものの、それ以外に何もしてくれないので、結局他のビート対策カードの方が優先されます。

そしてライブラリーへ戻る効果が何故か付いています。

通常この手の効果が付く理由は、《ダークスティールの巨像》や《真実の解体者、コジレック》のように強力なクリーチャーを簡単にリアニメイトできないようにするためか、《不死の標》などの標サイクルのように繰り返し使えるということを売りにするためかの、どちらかです。1マナと軽い《不死の霊薬》にこの効果が付いているのは、恐らく後者の理由だと考えられますが、しかし、ライフゲインしかしてくれないこのカードがライブラリーに戻っても嬉しくありません。


これだけでは構築ではおろかリミテッドですらお呼びはかかりません。
何かしら効果的な使い方はないでしょうか。

では、このカードのそれ以外の特徴に注目してみましょう。
・1マナのアーティファクト、通称ほぞである
・解決に際して墓地をライブラリーに加えて切り直す
というところです。

これらの特徴から《不死の霊薬》の使い方を考えてみましょう。


まず1マナのアーティファクトであるという点。
M11では《不死の霊薬》以外にも《脆い彫像》というクリーチャー除去用のほぞアーティファクトが収録されています。これは、ミラディンの傷痕でのほぞメカニズムの再録に期待が膨らみますね。また、アラーラの断片には軽量のアーティファクトと相性の良い《求道者テゼレット》がいます。
Tezzeret the Seeker/求道者テゼレット (3)(U)(U)
プレインズウォーカー 口 テゼレット
[+1]:最大2つまでのアーティファクトを対象とし、それらをアンタップする。
[-X]:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストがX以下のアーティファクト・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
[-5]:ターン終了時まで、あなたがコントロールするアーティファクトは5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
4

このような軽量のアーティファクトを有効活用できるデッキと言えば・・・そう、『テゼレッター』です。


一応テンプレート的な説明をしておくと、『テゼレッター』とは上記の《テゼレット》を軸とした青系のコントロールデッキで、旧エクテンで活躍していました。《テゼレット》や《粗石の魔道士》のサーチ能力によるシルバーバレットによる対応力の高さが強みです。
(ってwikiに書いてあった。)

しかし今月のローテーションに伴い、《テゼレット》と相性の良いミラディンの軽量アーティファクトが多数落ちたため、現エクテンでは実質的に構築不可能になっています。アラーラのアーティファクトだけでは力不足なので、ミラディンの傷痕に期待ですね。


さてさて、『テゼレッター』のようなデッキに入ることを考えると、《不死の霊薬》の評価が変わってきます。


まず、尖った高速ビートダウン相手になら、一枚挿しのシルバーバレットになります。

5点という回復量は、火力で言えばカード1~2枚分でしかありません。それだけなら《陽光の呪文爆弾》と同じです。継続的に回復できるのならばともかく、使い切りでは対策にはなりません。

そう、継続的に回復できるのならばともかく・・・です。

そこで《不死の霊薬》の二つ目の効果、ライブラリーへ戻る効果が差別化に繋がります。何度使ってもライブラリーに戻っていくので何度でもサーチしなおすことができ、《テゼレット》を放置すると毎ターン2マナで5点のライフを得られることになります。サーチだけしておいて、相手のターン終了時に余ったマナで回復すれば、尖ったデッキなら2~3回も起動できれば削り切れないライフになるでしょう。
また、《呪文爆弾》と違いコストに生け贄を含まないので、能力にスタックしてアンタップさせれば複数回起動させることが可能です。同じくM11で収録が発表された《通電式キー》と組み合わせれば、毎ターン10点のライフが得られます。

と、ここまでは《不死の霊薬》のいわば「おまけ」の部分です。
《不死の霊薬》の使い方の本質は他の部分にあります。


それが、もう一つの特徴である解決に際して墓地をライブラリーに加えて切り直すことを生かした使い方です。一枚挿しの多いサーチ前提のデッキであればこの効果が重要になります。

シルバーバレット戦術は確かに柔軟性があって強力ですが、厚みがありません。サーチ前提なので対策カードはそれぞれ1~2枚ずつしか入っておらず、使い切ったり対処されたりすると次がなくなってしまいます。その厚みも持たせるために、『テゼレッター』では墓地のアーティファクトを継続的に回収できる《アカデミーの廃墟》を採用しています。
Academy Ruins/アカデミーの廃墟
伝説の土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1)(U),(T):あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
しかしその《アカデミーの廃墟》の収録されている時のらせんも、秋にはミラディンの傷痕と入れ替わりで落ちてしまいます。ローウィン~ゼンディカーにも墓地のアーティファクトを回収できるカードはいくつかありますが、単体では使いづらいカードか、《蔵の開放》《覇者シャルム》などのコンボ向けのカードかの、どちらかしかありません。

そこで白羽の矢が立つのがこの《不死の霊薬》です!

特定の相手に有効なカードを一枚挿しておき、相手に応じて《テゼレット》でサーチして場に出します。相手がようやくそれを対処できたところで、《不死の霊薬》によってそのカードを墓地からライブラリーに戻し、再びサーチして場に出しましょう。相手はどんな顔をするか、楽しみではありませんか。このような《不死の霊薬》の動きによって、デッキの中の一枚挿しの枚数を水増しすることが可能になるのです。

理由は違いますが、サーチ前提の一枚挿しと墓地回収によるライブラリー修復というエンジンは、以前受信したウギンの目とエルドラージの使い方にも通じるところがありますね。
(http://mtg2384.diarynote.jp/201005232206083711/)

そして上記の通り、不十分とは言え《不死の霊薬》自体が単体でも高速ビートダウンに対する対策カードとして効果があるのが素晴らしいところです。


つまりこの《不死の霊薬》は、『テゼレッター』などのサーチ前提の一枚挿しの多いデッキに厚みを持たせるためのカードだということです。



・・・いや、やっぱ無理がありますね、すんません。


高速ビートなら《テゼレット》は一蹴されるし、墓地とライブラリーを回すより釣った方が早いし。

何より《不死の霊薬》をサーチしたいと思えない。

でもこれ以外に《不死の霊薬》の効果の意味が見つからんかったんだ・・・

教えてえろいひと!
《原始のタイタン》のマナレシオがおかしい気がしたので、どのくらいおかしいのか計算してみた。


土地サーチカードのコスト計算の基本

(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):特殊地形でも探せるようになる。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(X):(X)に応じたサイズのクリーチャーを1体場に出す
大抵は頭の(1)を(G)にする。
条件付だと軽くなったり、追加効果付きだと重くなったりする。


《地勢》(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。

《地平の探求》(3)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
アドバンテージがとれるからか(1)重い。

《森の占術》(1)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):特殊地形でも探せるようになる。

《不屈の自然》(1)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。

《木霊の手の内》(2)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。

《爆発的植生》(3)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。

《刈り取りと種まき》(3)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):特殊地形でも探せるようになる。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
双呪付きだからか(1)重い。

《護民官の道探し》(2)(G)
《国境地帯のレインジャー》(2)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(2):2/2のクリーチャーを1体場に出す。

《彼方地のエルフ》(2)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(1):1/1のクリーチャーを1体場に出す

《オンドゥの巨人》(3)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(2):2/4のクリーチャーを1体場に出す。
重めの抱き合わせだからかかなりマナレシオが良い。

《真面目な身代わり》(4)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(2):2/2のクリーチャーを1体場に出す。
  これによって場に出たクリーチャーが戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚引く。
アドバンテージの塊。無色であることも考えるとマナレシオがおかしい。

《原始のタイタン》(4)(G)(G)
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):基本土地カードを1枚探して手札に加える。
(1):特殊地形でも探せるようになる。
(1):特殊地形でも探せるようになる。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(1):探した土地をタップ状態で場に出す。
(0):トランプルを持つ6/6のクリーチャーを1体場に出す。
  これによって場に出たクリーチャーが攻撃するたび、6マナ相当の効果が誘発する。


うん、これくらいおかしいんだね。
重いこととダブルシンボルを考慮しても異常です。
マローの「Magic Goes To Eleven」
足りない頭を総動員してマローのコラム「Magic Goes To Eleven」を真面目に翻訳しながら読んでたけど、半分くらい過ぎたところで、どうして自分で翻訳してるのか謎で腹立たしくなってきたので、そっから斜め読みで終えましたとさ。

何故公式はこういう話を翻訳してくれないのかと思う一方で、やっぱり日本人と欧米人ではマジックに対する考え方が違うんだなーと感じた。


ところでクイズです。

みなさん、こんなカードを覚えていますか?

爆発的植生/Explosive Vegetation (3)(G)
ソーサリー
あなたのライブラリーの中から、最大2枚までの基本土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

オンスロートの緑のマナサポートカード。2倍《不屈の自然》。
少し重くて地味ですが、1枚で2枚分の働きができ、なかなか味のある良カードだと思います。

この《爆発的植生》のコストが(2)重くなりました。

さて、どんなカードになったでしょう?



答えは、

基本でない土地でも探せるようになり、

6/6でトランプル持ちのクリーチャーがおまけについてきて、

そのクリーチャーを除去られなければ毎ターン同じ効果が誘発します。


というわけで、もう知ってるだろうけど、

原始のタイタン/Primeval Titan (4)(G)(G)
クリーチャー - 巨人
トランプル
原始のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、あなたはあなたのライブラリーから土地カードを最大2枚まで探してもよい。そうしたなら、それらを戦場にタップ状態で出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
6/6

書いてあることがおかしいね。



なんかもぉ最近のカードパワーのインフレに疲れてきた。

カードの使い方よりも、値段の心配の方が先に頭に浮かんでしまう・・・


※《発見の旅路》よりも《爆発的植生》の方が効果が似ていたので、《爆発的植生》に変えたよ。
先日、EDHに入れてある《ミストメドウの魔女》が自重しない多芸っぷりを発揮したので、ニッセン間近にも関わらずスタンをガン無視して《ミストメドウの魔女》について語ってみる。

もうスタン落ちしたシャドウムーアのマイナーなカードなので、知らない人のために。
ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch (1)(W/U)
クリーチャー - キスキン・ウィザード
(2)(W)(U):クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、そのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
1/1

起動型能力で《霧への変化》が撃てるって書いてある。
《霊体の地滑り》の誘発型能力と同じ効果って言った方がわかりやすいかも。

起動コストが結構重いため、通常の構築環境での活躍は難しかった。しかしグダることが多いEDH環境でならマナは出る上、起動コストにタップを含まないため複数回起動も可能。

《ちらつき》タイプの追放して即座に場に戻す呪文や能力とはまた違った動きを見せる。できなくなったこともあるが、戻ってくるまでのタイムラグを利用することで《ちらつき》よりも更に使い方の幅が広まった。

能力を使うタイミングは主に3つ。

①相手の行動に対応して使う

②戦闘後メイン・フェイズの最後に使う
・擬似的にだが《ちらつき》タイプと同じく即座に場に戻すかのように使うことが可能。
・ただし、追放した後戻るまでに、メイン・フェイズ中にもう一度優先権ができるので注意。

③終了ステップに使う
・次のターンの終了ステップまで追放されたままなので、ターンを跨いで追放することが可能。


というわけで《ミストメドウの魔女》にできることをまとめてみる。


○基本編

①場に出たとき/離れたときの誘発型能力を使い回す
・《ちらつき》タイプと違い、場に出たときの誘発型能力を即座に使うことは不可能。
・《永遠の証人》や《目覚ましヒバリ》と組み合わせたときのエンジンが異常。

②単体除去からクリーチャーを守る

③相手のクリーチャーを一時的に除去する

④トークンを除去する

⑤奪われたコントロールをオーナーに戻す

⑥エンチャントや装備をはがす

⑦カウンターをリセットする
・+1/+1カウンターを取り除いたり、逆に《ファーティリド》などの+1/+1カウンターを回復させたりできる。

⑧全体除去からクリーチャーを守る
・《ちらつき》タイプでは不可能な使い方。
・相手が撃つのに対応して追放するよりも、ターンを跨いで追放してから自分のターンに全体除去を撃つことが多い。


○応用編

⑨生け贄に捧げる誘発型能力を消す
・新しいパーマネントとして場に出るため、《騙し討ち》などと相性が良い。
・マナを構えられないのでできるだけやりたくない動きだが、想起生物の想起プレイとも相性が良い。

⑩場を離れるときに追放する置換効果を消す
・実際には効果を消すわけではなくちゃんと追放されるが、その後に戻ってくる。
・蘇生生物などと相性が良い。

⑪裏向きのクリーチャーを表返す
・というかほとんど変異生物のこと。

⑫召喚酔いを解かせない
・《ちらつき》タイプでは不可能な使い方。
・ターンを跨いでオーナーのターンの終了ステップに戻るように追放すれば、ずっと召喚酔いが解けない。
・アタックだけでなく、起動コストにタップを含む起動型能力も封じることができる。


他にもまだまだやれることがありそう。

能力は一つなのに、やれることの選択肢が多すぎて楽しい。

ただし多人数戦ではやり過ぎるとヘイトを買うのでご利用は計画的に。



古のマジックには《のたうつウンパス》《リシャーダの港》のように、単純な能力をひとつかふたつ持っているだけなのに使い方次第で色々できるカードがあり、テキストに書いていない行間から読み取れる使い方を考えさせてくれた。

しかし、最近のカードはそういった意味で考えさせてくれるカードが少ないように感じる。プレインズウォーカーは確かに多芸で強力で魅力的だけど、始めから能力をいくつも持ってて何でもできるようにデザインされており「ね?多芸でしょ?」というウィザーズの声が聞こえてくる。書いてあることをやるだけで、能力を上手に使ってる感じがしないので、こういった意味では好きになれない。

だから、この《ミストメドウの魔女》や《黒死病の悪魔》のようなカードが収録されたのは個人的にはすごく嬉しかったりする。

しかし、カードの上手な使い方を考えるよりも単純に強いことが書いてあるカードを使った方が結局強くなってしまう最近の構築環境と、その環境に慣れてプレイヤーがカードの使い方を考えなくなってしまっていることが、非常に残念。



閑話休題、せっかく《ミストメドウの魔女》の話をしたのでクイズでも。

前に出した問題と似てるけどもう一捻りしてあって、ちゃんとルールを理解できてるか確認。前の問題を知らない人も考えてみて。




M11で《ボール・ライトニング》が落ちそうで悲しみ嘆いているボブと、M11で《マナ漏出》が再録されて喜び勇んでいるスーが、いつものゲームをしている。

ボブは、アンタップ状態の山を5つと平地と島を1つずつと《ミストメドウの魔女》1体をコントロールしており、手札は《ボール・ライトニング》《地獄の雷》《猛火》の3枚である。

スーはライフが21で、基本土地数枚をコントロールしているだけであり、手札は無い。

ボブが2ターン以内に勝つ方法を挙げなさい。ただし、どちらも今後のドローは考えないものとする。

ボール・ライトニング/Ball Lightning (R)(R)(R)
クリーチャー - エレメンタル
トランプル、速攻
終了ステップの開始時に、ボール・ライトニングを生け贄に捧げる。
6/1
地獄の雷/Hell’s Thunder (1)(R)(R)
クリーチャー - エレメンタル
飛行、速攻
終了ステップの開始時に、地獄の雷を生け贄に捧げる。
蘇生(4)(R)
4/4
猛火/Blaze (X)(R)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。苦悩火はそれにX点のダメージを与える。

そういえば、ボブとスーとか覚えてる人ってどれくらいいるんだろうか?
EDHを組んでしばらく経ち、普段一緒にやってるハヤカワの人らには大分ネタバレしてきたので、ここらで一回デッキを公開してみる。

手をつけたいことは山ほどあるけど、今のところはこんな感じ。
エルダー
《概念の群れ/Horde of Notions》

土地

《平地/Plains》
《平地/Plains》
《島/Island》
《島/Island》
《沼/Swamp》
《沼/Swamp》
《山/Mountain》
《山/Mountain》
《森/Forest》
《森/Forest》

《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》

《樹木茂る砦/Wooded Bastion》
《秘教の門/Mystic Gate》
《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》

《海辺の城塞/Seaside Citadel》
《秘儀の聖域/Arcane Sanctum》
《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
《野蛮な地/Savage Lands》
《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine》

《鮮烈な草地/Vivid Meadow》
《鮮烈な小川/Vivid Creek》
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh》
《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
《鮮烈な林/Vivid Grove》

《真鍮の都/City of Brass》
《大闘技場/Grand Coliseum》
《反射池/Reflecting Pool》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》

《コーの安息所/Kor Haven》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《露天鉱床/Strip Mine》
《聖遺の塔/Reliquary Tower》

《トレイリア西部/Tolaria West》
《ヴェズーヴァ/Vesuva》

生物

《ヤヴィマヤの農夫/Yavimaya Granger》
《ファーティリド/Fertilid》
《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
《オンドゥの巨人/Ondu Giant》
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》

《薄れ馬/Wispmare》
《アカデミーの学長/Academy Rector》
《霊体の先達/Karmic Guide》
《目覚ましヒバリ/Reveillark》
《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《影武者/Body Double》
《熟考漂い/Mulldrifter》
《叫び大口/Shriekmaw》
《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《酸のスライム/Acidic Slime》
《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
《絶望の天使/Angel of Despair》

《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
《未来の大魔術師/Magus of the Future》
《屍肉喰らい/Carrion Feeder》
《花を手入れする者/Bloom Tender》
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》
《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》
《柏槙教団のレインジャー/Juniper Order Ranger》

《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

呪文

《謎めいた命令/Cryptic Command》
《時間停止/Time Stop》
《虚空粘/Voidslime》

《神の怒り/Wrath of God》
《総くずれ/Rout》
《質素な命令/Austere Command》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》

《生ける屍/Living Death》

《ネクロマンシー/Necromancy》
《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》
《不敬の命令/Profane Command》

《名も無き転置/Nameless Inversion》
《外身の交換/Crib Swap》

《閃光/Flash》
《一瞬の瞬き/Momentary Blink》

《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》
《原初の命令/Primal Command》

《複製の儀式/Rite of Replication》
《瓜二つ/Spitting Image》

《適者生存/Survival of the Fittest》
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《未来予知/Future Sight》

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《魂の大鍋/Cauldron of Souls》
《精神の眼/Mind’s Eye》

《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《死裂の剣/Deathrender》

エレメンタル呪文やクリーチャーの誘発型能力を使いまわししつつ、色んなパターンで無限ヒバリや無限頑強に持っていくデッキ。
構成の関係上、出来るだけ呪文ではなく《ヤヴィマヤの農夫》などの誘発型能力を持つ生物を採用している。


○コンボ というか勝ち手段

・《目覚ましヒバリ》+《屍肉喰らい》+《影武者》+(誘発型能力を持つ生物)
言わずと知れた無限ヒバリ。
《鏡の精体》ではなく、軽い上に小回りの効き、下の無限頑強にも使える《屍肉》を採用。
《影武者》は《霊体の先達》で、《屍肉》は《ファイレクシアの供犠台》で代用可。
また、《影武者》と《霊体の先達》の両方が揃うとパワーが3以上の生物も釣れるので、《絶望の天使》や《明けの星、陽星》の誘発型能力も使用可。

・《柏槙教団のレインジャー》+《残忍なレッドキャップ》+《屍肉喰らい》
言わずと知れた無限頑強。
同じく《屍肉》は《供犠台》で代用可。

・《ファイレクシアの供犠台》+《頭蓋骨絞め》+《死裂の剣》
《絞め》と《死裂》を装備した生物を《供犠台》で生け贄に捧げると、1マナ浮いた状態で2ドローした後に手札から生物を場に出せる。そして浮いている1マナを使って今出した生物に《絞め》を装備し、また《供犠台》で生け贄に捧げる。これを繰り返せば、手札を増やしながらライブラリーを掘り進める。デッキに生物はおよそ1/3しかないが、《永遠の証人》《宮廷の軽騎兵》《熟考漂い》などが出たり、頑強で墓地から戻ってきた生物や《ヒバリ》《霊体の先達》で釣った生物を絞めたりすれば、更に手札を増やせるので、上手く回れば途切れずにライブラリーを引き切ることも可能。
場に出た生物の誘発型能力がそれぞれ誘発するので、回している間に色々悪さができる。
大抵は途中で上のコンボパーツが揃ったり、《アカデミーの学長》経由で《適者生存》を場に出して、コンボをスタートできる。


○ギミック

・《概念の群れ》+《外身の交換》
「部族呪文-多相」って実はエレメンタル呪文なので、マナさえあれば何回でも除去が打てる。
《外身の交換》は《名も無き転置》でも可。

・《頭蓋骨絞め》+(生け贄に捧げる生物)
《ヤヴィマヤの農夫》のエコーを払いません、じゃあドローしますね。
《頭蓋骨絞め》ではなく《死裂の剣》でも同じような悪さが可能。
生物が戦場と墓地を行き来する前提でデッキを組んでるので、これらの装備品とは相性が良い。
この2つの装備品に生け贄ギミックを加えたのが上のコンボ。

・《一瞬の瞬き》+(誘発型能力を持つ生物)
言わずと知れたブリンク。
《ミストメドウの魔女》でも同じことができる。《魔女》は能力が一つだけど使い道が多いのでやればできる子。

・《未来予知》+《師範の占い独楽》
言わずと知れた未来独楽。
限定的だけど《ムル・ダヤの巫女》とも相性が良い。

・《適者生存》+(コンボパーツ)
無限ヒバリと無限頑強は、コンボパーツを生物だけで構成できるので、《適者生存》さえ通ればコンボに入れたりする。
《適者生存》自体も《アカデミーの学長》から持って来られる。


○その他思うところもろもろ

・《コーの安息所》があるからジェネラルダメージなんて怖くないもん!

・《アゾリウスのギルド魔道士》で、そのフェッチランドを打ち消しますね。

・《複製の儀式》で《明の星、陽星》をスーパーコピー!

・《大祖始の遺産》が置いてあるよどうしよう・・・

・《精神の眼》《梅澤の十手》みたいなシナジーしてないカードに頼ってるあたりが気に食わない。

・《概念の群れ》が微妙に使いづらい。前も日記に書いたけど、ジェネラルの能力を使うのにお膳立てがいるので二度手間。

・周りの環境があまりガチでない上に基本的にグダるので、この速度で充分。

・やれることの選択肢が多いので、色々考えれて楽しい。

・EDHのデッキリスト書くの面倒かった。

・最近EDHが楽しすぎてスタンをやる気が起こらない・・・


何か思うところがあったら言ってください。
あんまり変態紳士な日記ばかり上げていてリンクが減るのもアレなので、最近MWSで回している新エクテンの親和エルフでも晒してみる。
霊薬エルフ

土地
3《森/Forest》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《平地/Plains》
4《低木林地/Brushland》
4《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》

生物
4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《遺産のドルイド/Heritage Druid》
4《献身のドルイド/Devoted Druid》
4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
4《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
4《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》
3《威厳の魔力/Regal Force》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

呪文
4《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
4《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
1《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》

スタンの親和エルフ(LRW~M10)から強化された点は、《召喚士の契約》が入ったこと。現エクテンの親和エルフを知ってる人には説明不要だと思うけど、《原初の命令》に比べて扱いやすさが異常。下記の理由で相手の土地をバウンスする理由も無くなったので、《原初の命令》である必要は無し。

逆に現エクテンの親和エルフから弱体化した点は、《雲石の工芸品》《垣間見る自然》《奇妙な収穫》などが落ちたこと。これらの潤滑油が落ちたため、《イーオスのレインジャー》《威厳の魔力/Regal Force》などの大振りで重いカードに頼らざるを得なくなってしまい、安定性と速度が失われた。

ROEからの新戦力で《引き裂かれし永劫、エムラクール》を採用している。今までは生物を並べたそのターンにそのままビートダウンすることができず、ターンを返して対処される可能性があった。そのため、《ぶどう弾》《捕食者のドラゴン》のように赤をタッチしたり、スタンでは《原初の命令》の連発で相手の土地を戻したり、といった戦法を採用していた。しかし《エムラクール》の参入により、相手にターンを返さずそのままそのまま殴れるようになった。一度回ってしまえばマナはいくらでも出るので、結構簡単に出せる。
《エルドラージの碑》は趣味。無くても良い。

《エルフの大ドルイド》との相性の良さから《千年霊薬》を採用して試している。《大ドルイド》を出したターンにそのまま大量のマナを出せるので便利。しかし、《大ドルイド》以外とはそこまで相性が良いわけではなく、しかもかなりオーバーキルなため、他のカードと組み合わせてマナソースとドローソースを両方こなしていた《雲石の工芸品》には程遠い。緑の軽量スペル入れた方がいいかも。

やはり《雲石の工芸品》《垣間見る自然》《奇妙な収穫》などの潤滑油が失われたのが痛い。メタデッキとして活躍するにはもう一声欲しい。


親和エルフ回してて、現エクテンの親和エルフってほんとよく出来てるなって感心する。

こういうコンボデッキを考えられる人、まじ尊敬するわ。
昨日、
というわけで、ここまで考えた。あと、たのむ。
4《イラクサの歩哨》
4《ジョラーガの樹語り》

なんて書いたところ、予想外に多くのコメントを戴き、いつの間にかそれだけでデッキの枠が埋まっていたので、そのまま全部取り入れて完成形として晒してみる。

生物
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《東屋のエルフ/Arbor Elf》
4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》》
4《遺産のドルイド/Heritage Druid》
4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher》
4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
4《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
4《威厳の魔力/Regal Force》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

呪文
1《踏み荒らし/Overrun》
1《旗印/Coat of Arms》
4《原初の命令/Primal Command》
2《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》

土地
15《森/Forest》

ひでぇ、なんて中途半端なデッキだ・・・
殴りたいのか並べたいのかコンボしたいのかわからん・・・

教訓、混ぜるな危険。
そういえば、ゼンディカーブロックにこんなやつらいましたね。
凪魔道士の導師/Lullmage Mentor (1)(U)(U)
クリーチャー - マーフォーク・ウィザード
あなたがコントロールする呪文や能力が呪文を1つ打ち消すたび、あなたは青の1/1のマーフォーク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出してもよい。
あなたがコントロールするアンタップ状態のマーフォークを7体タップする:呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
2/2
珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander (U)(U)
クリーチャー - マーフォーク・兵士
Lvアップ(1)
2/2
<Lv 2-3>
飛行
3/3
<Lv4+>
飛行
あなたがコントロールする他のマーフォーク・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
4/4

巣穴の煽動者/Warren Instigator (R)(R)
クリーチャー - ゴブリン・狂戦士
二段攻撃
巣穴の煽動者がいずれかの対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン・クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
1/1
ゴブリンの王の探索/Quest for the Goblin Lord (R)
エンチャント
ゴブリンが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはゴブリンの王の探索の上に探索カウンターを1個置いてもよい。
ゴブリンの王の探索の上に探索カウンターが5個以上置かれているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。

ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller (G)
クリーチャー - エルフ・戦士
多重キッカー(1)(G)
ジョラーガの戦呼びは、それがキッカーされている1回につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールする他のエルフ・クリーチャーは、ジョラーガの戦呼びの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
1/1
ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker (G)
クリーチャー - エルフ・ドルイド
Lvアップ(1)(G)
1/1
<Lv1-4>
(T):あなたのマナ・プールに(G)(G)を加える。
1/2
<Lv5+>
あなたがコントロールするエルフは「(T):あなたのマナ・プールに(G)(G)を加える。」を持つ。
1/4

ゼンディカーブロックの部族支援カード。この他にも吸血鬼やコーなど、ゼンディカーブロックは何気に部族テーマっぽいものが見え隠れしています。
しかしこれらのカードは、ブロック構築では吸血鬼などと違い部族デッキを組めるほどカードに恵まれず、カードプールの狭いスタンでは部族テーマのローウィンと共存できず、広いエクテンでは力不足。なんでこんな中途半端な時期に部族支援カードなんて出すのかなーって疑問に思ってました。

ところが、カードプールの狭くなる新エクテンでならローウィンブロックと共存でき、スタンでローウィンと共存できた期間がわずかだったM10のロードたちと合わせて、ローウィンブロックの部族デッキに組み込むことができます。それも癖が強いだけに、適当に突っ込むのではなく、専用にデッキを組んでみたくなるのがニクイですね。

今にして思えば、ウィザーズはエクテンを狭くすることを念頭に置いてこれらのカードを作っていたのでしょうね。


というわけで、ここまで考えた。あと、たのむ。
4《イラクサの歩哨》
4《ジョラーガの樹語り》
せっかく環境が大きく変わるので、流行と調子に乗って環境予想とかしてみる。


まず今年のGPオークランドとGP横浜のエクテンで活躍したデッキから予想。
○ビートダウン

・Zooなど緑白系(バント、ドラン)
《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》など、必須パーツの多くが残り、傷痕後も《タルモ》以外は無事なため、今のスタンの緑白系ビートと同じような形でなら構築は可能。
しかしショックランドが落ちるため、zooをメタの中心たらしめてきた安定性は失われる。

・赤白上陸
生物や呪文自体はほとんど全て残るので構築は可能。
しかし、その爆発力を更に高めてエクテンレベルまで引き上げた2つの土地のうち、《幽霊街》が落ち、《トロウケアの敷石》も傷痕後には落ちるため、スタンレベルを抜け出せなさそう。

・AIR(デミゴットストンピィ)
《捨て身の儀式》《炎の儀式》《煮えたぎる歌》など、マナ加速カードのほとんどが落ちるため構築不可能。

・発掘
ラブニカ落ちのため構築不可能。

・親和
ミラディン落ちのため構築不可能。


○コントロール

・フェアリー
梅沢の十手など一部の汎用性の高いカードが失われるものの、そもそもがブロック構築に毛が生えたようなデッキのため、ほとんど問題なく構築可能。
《ヴェンデリオン三人集》⇒《霧縛りの徒党》⇒《精神を刻む者、ジェイス》という悪夢が見える。

・テゼレッター
核となる《求道者テゼレット》は残るものの、《テゼレット》と相性の良いミラディンのアーティファクトが多数落ちるため、実質的に構築不可能。
ただし、ミラディンの傷痕で有用なアーティファクトが多数登場すれば、再び構築できるようになる可能性もある。


○コンボ

・ヴァラクート
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》《風景の変容》が残るため、構築は可能。
しかしショックランドが落ち、《ヴァラクート》デッキをエクテンレベルまで引き上げた多色化が不可能になるため、スタンレベルを抜け出せなさそう。

・親和エルフ
《遺産のドルイド》《イラクサの歩哨》などの必須パーツは残るため、構築は可能。
しかし《雲石の工芸品》《垣間見る自然》などが落ち、デッキの潤滑油が失われるため、その穴をどう埋めるかが課題。

・DDT
コールドスナップの《暗黒の深部》が落ち、《弱者の剣》も禁止のため、構築不可能。

・続唱系
《超起源》禁止のため構築不可能。
ただし、現在のエクテンでも使われている《死せる生》型ならば構築可能なため、傷跡が出るまでではあるが、コンボ系デッキの有力候補。

おおう、ほとんど構築不可能じゃねーか。


続いて時のらせん以降にスタンで活躍したデッキから予想。
○ビートダウン

・ジャンド
なんだかんだ言ってもアラーラ+ゼンディカー期のメタの中心。基本的にシナジー度外視なグッドスタッフなため、各ブロックのパワーカードが更に集められる。
しかし、今でもかなりハイスペックなカードの塊のため、何かしらのシナジーを入れない限り大幅な強化は望めなさそう。

・緑白系(ナヤ、バント、ドラン)
現在のエクテンのzooと共有パーツが多く、zooが現スタンの緑白系ビートのような形にシフトしそう。
各ブロックのパワーカードや《復讐蔦》を中心としたシナジーも入れられ、純正ビートの中では一番の有力候補。

・赤白上陸
上記参照。
ゼンディカーの上陸を中心に組む以上、大幅な強化は望めなさそう。

・キスキン
ローウィンの部族シナジーを中心に組まれているため固定パーツが多く、根本的な強化が限られている。
ただし、キスキンの速度自体がかなり尖ったものなので、少ない強化枠を上手くメタに合致させられればチャンスはあるかも。

・緑黒エルフ系
キスキンと同じく部族シナジーが含まれているが、どちらかと言えばグッドスタッフ的要素が濃いため、まだ強化が期待できる。《復讐蔦》とか《復讐蔦》とか、あと《復讐蔦》とか。
しかしグッドスタッフ同士の単純なカードパワーで、ジャンドや緑白系に敵うかと言われたら微妙。

・赤系
密かに期待しているアーキタイプ。
メタの中心にいたのはイーヴンタイドが入ってから時のらせんが落ちるまでという短い期間だったが、その後も形を変えつつ、メタにちょっかいを出せる位置を常にキープし続け、各マナ域にそれなりに強力なパーツが揃っている。
《運命の大立者》《ゴブリンの先達》《モグの狂信者》の1マナ生物の共演とか心躍る。
傷痕後には《巻物の大魔術師》《月の大魔術師》が落ちてしまうのが残念。

・ヒバリ系
ローウィン期には《目覚ましヒバリ》がアドを取れる生物として活躍したけど、今は《ヒバリ》以外にもアドを取れる生物が豊富なので、あえてヒバリを選択するだけの理由が欲しい。

・トークン系
・エルドラージの碑
このあたりが融合するかも。
《苦花》などのトークンを生み出せる優秀なカードと、《エルドラージの碑》などのトークンを生かせるカードを、各ブロックから集められる。上手いことシナジーが組めれば強くなりそう。


○コントロール

・青黒フェアリー
上記参照。
ローウィン期のメタの中心。

・ヒバリ系
・青白系プレインズウォーカー
このあたりが融合するかも。
しかし《百欄の騎士》《前兆の壁》と《目覚ましヒバリ》の相性は良いものの、デッキ全体として見ると、ローウィン期の《ヒバリ》中心の構成とゼンディカー期のプレインズウォーカー中心の構成とでは相性が悪いため、そのままハイブリッドしてもいまいち。そのあたりを上手くまとめて構築することが課題。また、相性差が激しいアーキタイプのため、メタによっては全く活躍できないかも。

・クイックントースト
シャドウムーアの鬼畜なマナ基盤の上に成り立っていたデッキ。
各ブロックの全ての色のコントロール要素やパワーカードを好きなだけ突っ込めるため、しっかりとメタを読めれば柔軟性はピカイチ。しかしいくら狭くなったとは言え、エクテンの速度についていけるかが課題。

・スワン系
火力に大量の枠がとられるため、火力の充実と残りのわずかな枠でしか強化できなさそう。コールドスナップが落ちるため《雪崩し》がないのは残念。《プラズマの連鎖》のような、《ブリン・アーゴルの白鳥》と相性の良い火力が出ない限り、スタンレベルを超えられなさそう。今あるカードだと《罰する火》《萌え柳の木立ち》程度しか思いつかない。

・ターボフォグ系
パーツ自体はほとんど固定されているので、大幅な強化は望めない。また、ターボフォグ自体が弱点がハッキリしており、相性差も激しく、広いフォーマットでは活躍しにくいデッキであるので、あまり期待できない。


○コンボ

・続唱系
上記参照。
《死せる生》以外にもローウィン~アラーラ期に活躍した《ブリン・アーゴルの白鳥》《突撃の地鳴り》のコンボが可能だが、さすがに遅い。

・親和エルフ
上記参照。
スタンレベルから一歩抜け出すための潤滑油が欲しい。

・ストーム
アラーラやゼンディカーにはストームを稼ぐのに適した呪文は1マナ火力程度しか収録されておらず、大幅な強化は望めなさそう。親和エルフのフィニッシャーに《ぶどう弾》を採用するのはアリかも。
傷痕後にはストームが収録されている時のらせんが落ち、構築不可能になる。

・変身
《苦花》をはじめ、スタン環境よりもトークン生成カードに選択肢ができるため、スタンよりも幅広い構築が可能。
しかしやることはスタンと変わらないので、大幅な強化は望めない。
全体的に評価がネガティブすぎる気がする。
ただ、ビートダウンはまだしもコントロールやコンボの速度をそのままにエクテンに持ち込むってのは無謀な話なんだよね。


というわけで、新エクテンで出てきそうなアーキタイプはこんな感じ。

多分活躍できそう
○ビートダウン
・Zooなど緑白系
・ジャンド
・赤系

○コントロール
・フェアリー

○コンボ
・続唱系(死せる生)

赤系は個人的な期待を込めて。


今後のメタ、構築、新カード次第でチャンスがありそう
○ビートダウン
・キスキン
・トークン系エルドラージの碑

○コントロール
・青白系
・クイックントースト
・テゼレッター

○コンボ
・親和エルフ

よし、だれかこの辺のデッキをエクテン仕様で完成させてくれ。

おおおな

2010年6月19日 MTG
今日は朝から美嶋屋とホビステを回って、来月から新しくなるエクテンで多くのデッキの軸になりそうな、ローウィンブロックのカードを買い漁ってきた。

最安値はこんなところ。

目覚ましヒバリ・・・400円
運命の大立者・・・1050円
反射池・・・1260円
苦花・・・1500円

お値段の音速が遅いなッ!


ショックランドは、新エクテンがスタートしてから新フォーマットが発表されるまでの間に買い漁りますw
もうみなさん知っているだろうけど、制限禁止カードが告知されました。
http://mtg-jp.com/publicity/005167/

なんかエクテンが大きく変わるそうですね。


秋のミラディンの傷痕と入れ替わりでミラディンが落ちると思っていたら、もう7月にミラディンどころか神河とラヴニカまで落ちてしまい、今度から4年周期になるそうです。
今年の7月からのエクテンで使えるエキスパンションは以下の通り。
・時のらせんブロック
・ローウィン=シャドウムーアブロック
・アラーラの断片ブロック
・ゼンディカーブロック
・第10版基本セット
・基本セット2010
なんか全然エクテンって感じがしない・・・

しかも今年の秋にミラディンの傷痕が出たら時のらせんも落ちるため、その時のエクテンで使えるエキスパンションは以下の通り。
・ローウィン=シャドウムーアブロック
・アラーラの断片ブロック
・ゼンディカーブロック
・ミラディンの傷痕
・基本セット2010
・基本セット2011
なん・・・だと・・・?

ウィザーズも思い切ったことするなー。


なんか公式ページに、このコラム読めって書いてある。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/twtw/95
英語はそこまで得意じゃないけど、一応読んでみた。

ほんの一部分だけ抜粋してかな~り意訳すると、

今までのエクテンはカードプールが広すぎてプレイ人口が少なかったから、より敷居の低いエクテンが必要とされた。

スタンからエクテンに移った人にとって、同じようにデッキをプレイしていると感じる必要がある。7年ローテでは、スタンからエクテンに移る際に足りないものが多すぎた。

スタンとエクテンの間に、「ダブルスタンダート」を作る話があった。エクテンイベントの参加人数を調べると、すぐにエクテンがフォーマットとしてうまくいっていないことがわかった。イベントの参加人数においてエクテンは、フォーマットの中で最も少なく、MOでも同様だった。レガシーよりもエクテンがプレイ人口が少ないべきではない。

古いカードを使えてローテーションのあるフォーマットがほしいというプレイヤーの期待には、エクテンは応えていた。しかし、その環境は難しく、より安定したレガシーに人気が集まった。そして、プレイヤーは古いカードを探さなくても、キスキンやジャンドといったスタンダードのデッキをより長くプレイしたがっていることを考慮していなかった。

7年ローテのエクテンやレガシーをやらないプレイヤーに、よりとっつきやすいプレイ環境を提供することにした。

新しいエクテンを現在のエクテンよりも人気が出るように計画している。レガシーよりも広くプレイされるようになるだろう。レガシーはとても素晴らしいフォーマットだが、デュアルランドの枚数に限りがあるように、フォーマットとして限界がある。これから、エクテン形式での大会が多く行われるだろう。

か、勘違いしないでよね!
自分で読みたいから訳しただけなんだからね!


要するに、エクテンが狭まってスタンを少し広げた程度になったんじゃなくて、はじめからスタンを少し広げた程度にするつもりでエクテンを狭めたらしい。

確かに、今までのエクテンは正直、スタンと差がありすぎてなかなか足を踏み入れにくい部分があり、少なくとも「このブロックがスタン落ちしたからエクテンしようか」とは思えなかった。それに対して今回の変更で、スタン落ちしたデッキをそのまま持ち込んでもそこそこ戦えそうなほど敷居が低くなった。このことが上手く働けば、確かにエクテンのプレイ人口が増えそうな感じはする。

もっとも、来年新設されると噂の新フォーマットを見越して、かもしれんけど。

さてさて、どうなることやら。


最後に一言言っておくことがある。
「俺は高校のとき英語で1を取ったことがある」
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うがry

誰か、ちゃんとした翻訳をしてくだしあw
どうもこんばんは、ふみです。

今週の日曜日の朝に私用が入ってしまい、ニッセン予選名古屋に行けなくなったことで、愕然としていまなんでだこんちくしょー!

しかも私用は10時くらいに終わるのでギリギリ行けそうで行けないのが逆に腹立つ・・・

もぉいいや、日曜日はハヤカワでEDHでもしていよう。


それはそうと、久しぶりに動く水樹奈々さんを見た。

声優さんだから当たり前っちゃー当たり前なんだけど、やっぱ良い声してる。

こんな声の人が近くにいたらそれだけで惚れそう。

あーなんかスマギャンが聞きたくなってきたよ。

あれ、スマギャンってまだやってるんだろうか。
ハルク☆フラッシュ
先日BMで《変幻の大男》を発見して、

EDHのデッキに組み込んだら面白いそうだと思い衝動買いして、

ハルクフラッシュのキーカードだったことを思い出し、

ハイランダー環境でもハルクを通すだけで悪さができないかと手順をごちゃごちゃ考えて、

既にデッキにいるヒバリや霊体の先達などと合わせればいくらでもコンボできることに気付き、

むしろこんなに強すぎて禁止されていないかと不安になり、

調べてみたら案の定禁止されていましたとさ。
古龍杯出てきた
エイドさんの日記で、福井で古龍杯なるEDHの大会が始まるという話を知ったので、ちょいと福井まで行って参加してきました。

ちなみにこんなイベント。
http://blogs.yahoo.co.jp/armarx932/24775407.html

大会と言うよりはお祭り的なイベントという印象。賞品もビンゴ大会でビンゴしてからさらにくじ引きというカオスっぷり。でもそのおかげで参加者みんなが最後まで楽しめた良いイベントだったと思う。

結局勝てはしなかったけど、まあ実際は福井の人らと遊びたかっただけだし別にいいや。

主催のイの人、おつかれさまでした。
賞品頑張りすぎです。採算度外視にも程があるw

名古屋でもこういうイベント開かれないかなぁ。


で、自分は商品で「もえ☆スリーブ ハードプロテクター」なるものを戴き、これはいい加減痛いキャラスリーブを使えと神が仰っているのだと解釈し、今日イエサブに行ってきました。

アニタスリーブかゆりえスリーブがあれば数瞬で決まるけど(BD-BOX発売に合わせてスリーブ化されないかなーと思っていたが別にそんなことはなかったぜ)、他にピンとくるものは無いなーと思いながらイエサブ店内を見て回っていた。

すると、東方系の棚で射命丸スリーブを発見。

出ていたのは知っていたが、かなり前のものなので残っているとは思っていなかった。

しかも見てみると絵師は葉庭さん。なんという俺得スリーブ!

早速2袋買うと、丁度売り切れらしい。やはり神(ゆりえ)が導いてくれたとしか思えない。

というわけで、次回からは射命丸スリーブでEDHやります。


ちなみに同じく葉庭さんの巫女みこ萃香スリーブも並んでいたので購入しようとしたが、そちらはさすがに売り切れらしい。まあそりゃそうだ。


その後、イエサブとBMで若干のEDH用カードを買って帰宅した。
イエサブは全体的に割高だけど、価値がわかっていないのかなんなのか、意外なカードが安く売ってたりする。
BMは正直価格はボッタだが、昔のマイナーカードでも店員さんが出してくれるので便利。


ところで、なんかM11でやばい巨人が出るらしいね。

6マナ6/6警戒の基本性能の上に、
一回だけ審判の日を無効化できたり、
墓地に依存するけど実質本体以上のサイズを持つ生物を展開できたり、
土地でないパーマネントを追放できたり、
ドローソースを設置できたり、相手の新ジェイス潰したり、
チャンプブロッカーを出しつつ装備品をサーチできたり、
キッカー(1)で相手の特殊土地を破壊できたり、
キッカー(1)で帰化が撃てたり、(キッカーで帰化・・・ぷっ)
相手に割られたミシュラ土地戻したり、
毎ターン一回まで破壊を置換したり、
なんか色々できるって書いてある。
ちょっと意識して構築すれば、スタンダード環境ですらかなりやりたい放題だなあ。

悪斬も残るんだから、もうちょっと白は自重するべきだと思う。


さて、これからスリーブを入れ替える作業が始まります。
ハヤカワへ行って、EDHを組んでから初めて対人で回してきた。
ちなみFNM本戦は私用のため不参加。

ジェネラルは《概念の群れ/Horde of Notions》で、クリーチャーの場に出たとき/離れたときの誘発型能力を使いまわしつつ、色んなパターンでヒバリや頑強のコンボに持っていくデッキ。

なんだけど、正直あんま強くなかった。

まずジェネラルの能力が墓地にエレメンタルがいないと使えないから、それなりにお膳立てをしなくては能力使うのが難しい。初手に都合良く適者生存とかあれば話は別だけど、それがあるなら普通にコンボ狙ったほうが早い。立ってるだけで能力を発揮してくれるジェネラルや、お膳立てしなくてもガンガン能力使えるジェネラルの方が良かったかも。クリーチャーとしての性能は悪くないものの、別にジェネラルで殴り勝つデッキじゃないし。なんとかお膳立てをスムーズに行えないかしら。

デッキ全体としても、やりたいことが定まってない感じがむんむんした。なまじ五色全部に手が出せる分、細々としたギミックを積みすぎて結局パーツが揃わず手札で腐る、みたいな。

まぁ、まだ組んだばっかりなので、色々試して楽しみながら手を加えていきます。

とりあえず、ドロー・リセット・エレメンタルが薄い気がしたのでその辺りから埋めましょう。


昨日募集したカードのうち、以下のカードはにょっきが一晩で探してくれました。
《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim》
《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
《鮮烈な林/Vivid Grove》
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
《薄れ馬/Wispmare》
《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
《移ろいの門/Erratic Portal》
《合同勝利/Coalition Victory》・・・使ってもいい?


こいつら強いね。というかハイランダーなんだから当たり前だけど、サーチが強い。
《アカデミーの学長/Academy Rector》
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》

EDH用のカード募集

2010年6月10日 MTG
EDH用のカード募集。

明日ハヤカワのFNMに行くので、持っていれば持ってきてほしいなあ。
美嶋屋やBMでもOK。

古今東西のカードが入り乱れております。


現在プロキシを入れてる。最優先事項よ。
《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《鮮烈な小川/Vivid Creek》
《鮮烈な湿地/Vivid Marsh》
《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
《鮮烈な林/Vivid Grove》

持っていれば絶対使う。
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
《ヤヴィマヤの農夫/Yavimaya Granger》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
《薄れ馬/Wispmare》
《柏槙教団のレインジャー/Juniper Order Ranger》
《川のケルピー/River Kelpie》
《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
《ミストメドウの魔女/Mistmeadow Witch》
《移ろいの門/Erratic Portal》
《拷問生活/Tortured Existence》
《水晶の破片/Crystal Shard》
《虚空粘/Voidslime》
《大祖始/Progenitus》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery》
《レガシーの兵器/Legacy Weapon》
《宝石鉱山/Gemstone Mine》
《水晶の採石場/Crystal Quarry》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
《七曲がりの峡谷/Winding Canyons》

一回使って試してみたい。
《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》
《原初の命令/Primal Command》
《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
《ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar》
《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》
《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
《複製の儀式/Rite of Replication》
《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
《青の夜明けの運び手/Bringer of the Blue Dawn》
《黒の夜明けの運び手/Bringer of the Black Dawn》
《精神の眼/Mind’s Eye》
《時間ふるい/Timesifter》

番外編:
禁止されていなければ使う。禁則事項ですぅ。
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
《合同勝利/Coalition Victory》

押入れを漁ったけど、いくつか持っているはずなのに見つからないカードががが。
ローウィンのエレメンタルとか鮮烈な土地とか、何故出てこないのかが謎。
いよいよもってGP仙台が近づいてまいりました。


東海地方から、あるいは東海地方経由で行く人で、席に余裕がある人っています?

もしよければ、乗せて欲しいなぁ。


あるいは今更だけど行きたくなった人。

車はこちらで出すから、一緒に行かないかい?


わずかな希望を胸に、もう一度繰り返してみる。

一人で行くとか泣けすぎるだろ・・・

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