文章更新終了、改訂版は↓にあります。
http://mtg2384.diarynote.jp/201203142325279130/





主にスタン勢に向けて。

ローウィン以前のカードや能力で、複雑なものや初見だと戸惑うものを挙げました。
(というかタイムスパイラル、おめーのことだ)
レガシーから入る人は知ってることが多いと思うけど、一応。

「常にルールを厳密にチェックしてプレイするべき」というものではありません。
どのような挙動をするかを予め細かく知っておくことで、期せぬトラブルを未然に防いだり、
ちょっとしたナイスプレイをしてみたり、といった一助になれればという程度のものです。

割とどこかで見たことのあるカードばかり挙げたので、知っておいて損は無いかと。
というか警戒するべきコンボ要素は一通り書いておきました。

カードは《カード名/Card Name》、能力は『能力名/Ability Name』で表記してあります。
ソートは「土地→五色サイクル→白→青→黒→赤→緑→アーティファクト→能力」です。
デッキ別に分類しようかとも思ったけど、かえってややこしくなったので戻しました。
えるしっているか こんとろーるえふで けんさくができる

突貫で書いたので勘違い書き間違いがあるかもです。
また、CRやMTRの改定によって変化する場合もあります。
おかしい部分や追記して欲しい部分があれば、コメントまでご連絡ください。

なお、この文書全体に公式性はありません。
常に最新のオラクル、CRを参照するようにして下さい。
この文書自体の更新履歴は末尾に示してある通りです。



《神聖なる泉/Hallowed Fountain》等ショックランド
《つぶやき林/Murmuring Bosk》
・基本土地タイプを持っています。基本土地タイプが該当すれば、例えば《霧深い雨林》等フェッチランドで探したり、《陽花弁の木立ち》等M10ランドをアンタップインさせたりできます。
・特殊タイプ基本を持っていません。例えば《不屈の自然》等で基本土地として探すことはできません。

《雲上の座/Cloudpost》
《微光地/Glimmerpost》
・能力で対戦相手がコントロールする神座も数えます。
・《微光地》の誘発型能力は解決時に神座を数えます。能力の解決前に神座が減ればその分回復量が減ります。
※戦場に出ている神座の数をダイスやカウンターで数えておくとよいでしょう。特にミラーマッチはカオスになります。

《ヴェズーヴァ/Vesuva》
・対戦相手のコントロールする土地もコピーできます。
・何をコピーするかは、戦場に出るに際して既に戦場にある土地から選びます。例えば《原始のタイタン》の能力で《ヴェズーヴァ》と《雲上の座》を戦場に出す場合、同時に出る《雲上の座》をコピー先として選ぶことはできません。
・コピーすることを選ばなければアンタップで戦場に出ます。通常は能力を持たない置物になりますが、《血染めの月》や《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》が戦場にあればマナを出せます。
※どの《ヴェズーヴァ》が何のカードをコピーしているのか明確にしておいてください。

《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
・色マナを出す能力はマナ能力です。刹那能力を持つ《根絶》などにも対応して使うことができますし、ライフを得る効果はスタックに乗らずに即座に処理されます。

『秘匿/Hideaway』
・追放されたカードを唱える条件は起動型能力の解決時にチェックされます。能力の解決前に条件を満たせなくなれば呪文を唱えることはできません。
※どの秘匿カードがいつ戦場に出てどのカードを追放しているのか明確にしておいてください。

《風立ての高地/Windbrisk Heights》
・「3体以上のクリーチャーで攻撃していた」とは「ターン起因処理の攻撃クリーチャー指定で3体以上指定した」という意味です。攻撃クリーチャー指定後に攻撃している状態で場に出したものは含みませんし、逆に解決前に攻撃クリーチャーが減っても問題ありません。

《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
・基本土地タイプ沼を得させるだけで、特殊タイプ基本は得させません。
・《湿地の干潟》などの元々マナ能力を持たない土地からもマナが出ます。
・戦場にある土地にしか効果がありません。例えば《湿地の干潟》でライブラリーから沼でないカードを沼として探すことはできません。

《反射池/Reflecting Pool》
・「生み出すことのできるタイプのマナ」とは「能力がその時点で解決されたとして生み出されるタイプのマナ」という意味であり、能力のコストが支払えるかどうかは考慮しません。例えば、他に白マナも青マナも出せなくても《秘教の門》を参照して白マナや青マナを出すことができますし、カウンターの乗っていない《鮮烈な草地》を参照して好きな色のマナを出すことができます。

《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
・クリーチャーであるため召喚酔いの影響を受けます。アンタップインの土地ですが戦場に出たターンにはマナが出せません。
・点数で見たマナコストが0の緑のクリーチャーです。例えば《緑の太陽の頂点》X=0で探せます。



《否定の契約/Pact of Negation》
《殺戮の契約/Slaughter Pact》
《タイタンの契約/Pact of the Titan》
《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
・アップキープにマナを支払うのは誘発型能力です。誘発型能力が打ち消されれば敗北しません。
・アップキープにマナを支払う誘発型能力は呪文の効果で生成されます。呪文自体が打ち消されれば生成されません。
・《集団意識》が戦場にある場合、コピーは必ず生成されます。
※ライブラリーの上に備忘用のマーカー等を置くのは問題ありません。お忘れ無きようご注意ください。

《均衡の復元/Restore Balance》
《死せる生/Living End》
《睡蓮の花/Lotus Bloom》
・点数で見たマナコストが0の土地でないカードです。マナコストを持たないため通常は待機能力でしか唱えられませんが、続唱能力による代替コストで唱えることができます。

《幽体の行列/Spectral Procession》
《炎の投げ槍/Flame Javelin》
・単色混成マナシンボルの点数で見たマナコストは大きい方の値を採用します。これらの呪文の点数で見たマナコストはどのように唱えられたかに関わらず6です。

《謎めいた命令/Cryptic Command》
《不敬の命令/Profane Command》
《原初の命令/Primal Command》
・選んだモードによって対象の数が変わります。例えば《謎めいた命令》をカウンター+バウンスで唱えた場合、対象を2つ取っているため、バウンスの対象が無くなっても打ち消されず、カウンターはできます。しかしバウンス+ドローで唱えた場合は、対象を1つしか取らないため、バウンスの対象が無くなれば呪文自体が対象不適正で打ち消され、ドローもできなくなります。



《目覚ましヒバリ/Reveillark》
・誘発型能力は戦場を離れることで誘発します。墓地へ置かれるだけでなく、手札に戻ったり追放されたりしても誘発します。
・《野生のナカティル》や《聖遺の騎士》等のサイズアップ能力は戦場にあるときにのみ機能します。墓地にあるそれらのパワーは2以下なので、《目覚ましヒバリ》の誘発型能力で戦場に戻すことができます。

《ルーンの光輪/Runed Halo》
・カード名を指定する場合、そのフォーマットで使用できるカードの名前を指定しなければなりません。
・プレイヤーを対象にする呪文はプロテクションにより対象に取れなくなります。プレインズウォーカーへの《稲妻》など単体火力も、ルール上はプレイヤーを対象にして解決時にダメージを移し変えています。



《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
・誘発型能力は誘発時と解決時の両方にフェアリーを数えます。例えばマナコストが3の呪文を打ち消す場合、誘発時≒《呪文づまりのスプライト》が解決され戦場に出た時点でフェアリーを3つ以上コントロールしていなければ対象に取れず、解決時に3つ以上コントロールしていなければ対象不適正で打ち消されます。

《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
・誘発型能力は《ヴェンディリオン三人衆》のコントローラーを対象にすることもできます。
※対戦相手は手札を公開する前にしっかりと対象を聞くように注意しましょう。

《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》
・覇権能力は解決時に追放するパーマネントを選びます。追放するパーマネントを聞いてから対応して何かをすることはできません。
・覇権能力で追放するのは解決時にフェアリーであるものに限られます。覇権能力の解決に入ってから《変わり谷》の能力を起動して追放することはできません。
・土地をタップする誘発型能力は覇権したときに誘発するものです。覇権能力の解決時に《霧縛りの徒党》が戦場にいなければ誘発しません。

《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
・現在のオラクルでは、マーフォークであり「他のマーフォーククリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。」を持ちます。
※時のらせんタイムシフト版以外には、古いオラクルが印刷されています。混同にご注意ください。

《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
・誘発型能力の解決前に《誘惑蒔き》が除去された場合、コントロールは一瞬たりとも移動しません。

《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
・対戦相手は待機能力や続唱能力で呪文を唱えることはできません。

《計略縛り/Trickbind》
・《湿地の干潟》などフェッチランドの土地を探す能力は起動型能力なので打ち消せます。
※色々もみ消せて便利ですが、消せない能力や処理も多いです。使用する場合にはご注意を。



《墓忍び/Tombstalker》
・墓地のカードを追放してコストを軽減する探査能力は呪文を唱える際に機能する常在型能力です。《墓忍び》を唱えて探査能力を適用することを聞いてから対応して何かをすることはできません。



《復讐の亜神/Demigod of Revenge》
・墓地の《復讐の亜神》を戦場に出す誘発型能力は唱えられたときに誘発します。戦場に出たときの能力ではないので《復讐の亜神》を打ち消しても既に誘発しています。
・誘発型能力の解決前に《復讐の亜神》を打ち消すと、その打ち消した《復讐の亜神》までもが誘発型能力で戦場に戻ります。誘発型能力が解決した後に打ち消せば、今唱えられた《復讐の亜神》が戦場に出ることはありません。
※《復讐の亜神》を使用する場合には、唱える際に誘発型能力の宣言もしてください。

《血染めの月/Blood Moon》
《月の大魔術師/Magus of the Moon》
・「山である」とは、「古い土地タイプを失わせ、ルール文章または元の土地タイプによって得られていた能力を全て失い、新たに基本土地タイプ山を得る」を意味します。
・基本土地タイプ山を得させるだけで、特殊タイプ基本は得させません。
・土地タイプ以外のカードタイプや特殊タイプを変更しません。例えば《ドライアドの東屋》はクリーチャーのままですし、《ウギンの目》は伝説のままです。
・《沸騰する小湖》などの元々マナ能力を持たない土地からもマナが出ます。
・戦場にある土地にしか効果がありません。例えば《遥か見》でライブラリーから山でないカードを山として探すことはできません。
・《神聖なる泉》などの戦場に出るに際しての常在型能力は、まだ戦場に出ていないので影響を受けず通常通りに処理されます。
・《ボジューカの沼》などの戦場に出たときの誘発型能力は、既に戦場に出ているので影響を受けて誘発しません。
※非常にややこしいので、使用する場合にはできればルールを一読しておいてもらえるとありがたいです。

《爆裂+破綻/Boom/Bust》
・《爆裂》は対象を2つ取っているので、片方だけ対象が無くなっても打ち消されません。例えば自分の《沸騰する小湖》を対象にして唱えて解決前に《沸騰する小湖》の能力を起動すれば、相手の土地だけを破壊することができます。
・ルールや効果でマナの支払いを求めていない限り、呪文の解決中にはマナ能力を使うことはできません。《破綻》の解決に入ってからマナ能力を使ってマナを残すことはできません。



《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
・P/Tを決定する能力は特性定義能力です。どの領域にあっても機能します。状況が変われば常に変動します。
・致死ダメージを受けたクリーチャーが破壊されるのは状況起因処理です。例えば《タルモゴイフ》を対象に《稲妻》を唱えた場合、呪文の解決が終わり《稲妻》が墓地に置かれてP/Tが変動した後に致死ダメージを受けているかどうかのチェックがされます。

《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
・誘発型能力は唱えた呪文よりも先に解決されます。



《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
・起動型能力は起動時と解決時の両方に島を数えます。例えばパワーが3のクリーチャーのコントロールを奪う場合、起動時に島を3つ以上コントロールしていなければ対象に取れず、解決時に3つ以上コントロールしていなければ対象不適正で打ち消されます。
・起動型能力が解決して以降は島の数はチェックされません。例えばパワーが3のクリーチャーのコントロールを奪っている状態で島の数が減って3つ未満になったとしても、クリーチャーのコントロールは戻りません。
・誘発型能力の解決前に《ヴィダルケンの枷》が除去されたりアンタップしたりした場合、コントロールは一瞬たりとも移動しません。

《霊気の薬瓶/AEther Vial》
・誘発型能力は解決時に蓄積カウンターを乗せるかどうかを選びます。誘発型能力の解決前に起動型能力を起動すれば、クリーチャーを戦場に出した後に蓄積カウンターを乗せることができます。
・起動型能力は解決時に戦場に出すクリーチャーカードを選びます。戦場に出すカードを見てから対応して何かをすることはできません。
※ライブラリーの上に備忘用のマーカー等を置くのは問題ありません。お忘れ無きようご注意ください。

《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
・蓄積カウンターがいくつ乗っていても戦場にある《仕組まれた爆薬》の点数で見たマナコストは0です。
・X=0と宣言して蓄積カウンターが1つも乗っていない状態で起動すれば、点数で見たマナコストが0の土地でないパーマネントが破壊されます。
・呪文コストXの値と解決時に乗る蓄積カウンターの数は直接は関係ありません。例えばX=2と宣言し(W)(W)を用いてコストを支払えば、蓄積カウンターは1つだけ乗って戦場に出ます。

《虚空の杯/Chalice of the Void》
・蓄積カウンターがいくつ乗っていても戦場にある《虚空の杯》の点数で見たマナコストは0です。
・X=0と宣言して蓄積カウンターが1つも乗っていない状態で戦場に出せば、点数で見たマナコストが0の呪文が打ち消されます。
・呪文を唱えると誘発して打ち消すのであって、唱えること自体は可能です。
・打ち消されるのは唱えた呪文に限られます。ストーム能力や複製能力などによる呪文のコピーは唱えられていないので打ち消されません。

《三なる宝球/Trinisphere》
・唱えるためのコストが3マナにする効果は、軽減や増加などコストを変動させる効果の最後に処理されます。例えばアーティファクトを2つコントロールしてる状態で《金属ガエル》を唱える場合、本来のコスト(4)が親和能力で軽減されて(2)になり最後に《三なる宝球》の効果で(3)になります。
・マナを支払うことなく唱えるなどの代替コストも影響を受けます。待機呪文や続唱呪文を使用する場合には注意が必要です。

《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
・誘発型能力は必ず誘発して解決時にパーマネントを戻すかどうかを決めます。誘発させないという選択はできません。
・誘発型能力の解決時に戻すパーマネントを選びます。戻すパーマネントを聞いてから対応して何かをすることはできません。



『待機/Suspend』
・呪文を待機状態にすることは特別な処理です。打ち消すことはできません。
・追放領域で時間カウンターを取り除く能力と、最後の時間カウンターが取り除かれたときに唱える能力は、別々の誘発型能力です。例えば《計略縛り》で待機能力を持つ呪文を打ち消す場合、最後の時間カウンターを取り除く能力を打ち消すと、時間カウンターが残っているので次のターンにもう一度誘発してしまいますが、その後の唱える能力を打ち消せば、時間カウンターが乗っていないので誘発型能力はもう誘発しません。
・呪文を唱える誘発型能力が打ち消されたり、呪文を唱えられなかったりした場合、その呪文はずっと追放領域に留まります。

『ストーム/Storm』
・ストーム能力は、ストームを持つ呪文より前に唱えられた呪文を数えます。誘発時にそのターンに唱えた呪文の数が数えられ、ストーム能力の解決前に新たに呪文が唱えられたとしてもコピーの数が増えることはありません。
・対戦相手が唱えた呪文や、唱えたが打ち消された呪文も含めて数えます。
・ストーム能力によって生成されるコピーは唱えられるわけではありません。呪文を唱えるたびに誘発する能力を誘発させませんし、以降のストーム能力で数えられることもありません。
※ストームデッキを使用する場合には、できればダイスやメモ帳を準備し、そのターンに唱えた呪文の数とマナプールにあるマナの種類と量を明確にできるようにしておいてください。

『刹那/Split second』
・刹那能力が封じるのは呪文を唱えることとマナ能力以外の起動型能力の起動です。起動型マナ能力の起動、誘発型能力の誘発、特別な行動である変異を表返すなど、取れる行動はいくつかあります。
※刹那能力を持つ《根絶》を対戦相手のターンのドローステップに唱えることがあり、その際の優先権のやりとりが問題の種になります。コミュニケーションにご注意ください。

『分割カード/Split Card』
・スタック上にある場合には唱えられている半分だけがスタックに置かれるものとして扱います。例えば《破綻》として唱えた《爆裂+破綻》は《呪文嵌め》では打ち消せません。
・スタック上にない場合には両方の特性を持つものとして扱います。例えば《爆裂+破綻》は点数で見たマナコストが2でも6でもあるため、《コジレックの審問》で捨てさせることができ、《闇の腹心》で公開されれば2点+6点=8点のライフを失います。
・続唱能力は追放された「カード」を唱えるので条件に該当しなかった半分も唱えることができます。例えば《血編み髪のエルフ》で《爆裂+破綻》が追放された場合、《破綻》として唱えることができます。
※説明が長くならないように適当に端折りましたが、割とややこしいです。

『頑強/Persist』
・頑強能力は誘発型能力です。解決前に墓地から移動させれば戦場には戻りません。
・「カウンターが乗った状態で戦場に出る」も「カウンターを配置する」の定義に含まれます。《シルヴォクののけ者、メリーラ》をコントロールしていれば、-1/-1カウンターを乗せずに戦場に戻すことができます。

『想起/Evoke』
・生け贄に捧げるのは誘発型能力です。解決前に《一瞬の瞬き》などのインスタント呪文や起動型能力を使う機会があります。

『多相/Changeling』
・多相能力は特性定義能力です。どの領域にあっても機能するので《ツリーフォークの先触れ》などで探すことができます。

『親和/Affinity』
・親和能力は呪文を唱える際に機能する常在型能力です。例えば《金属ガエル》を唱えるのを聞いてから対応して何かをすることはできません。
・コストを変動させる能力で実際に支払うコストが固定された後に、コストを支払うためにマナ能力を使う機会が得られます。例えば《彩色の星》を含むアーティファクト4つコントロールしている状態で《物読み》を唱える場合、本来のコスト(4)(U)が親和能力で軽減されて(U)になり、その後《彩色の星》のマナ能力を起動して(U)を出すことができます。コストを支払う瞬間にはアーティファクトの数が減っていますが、既に《物読み》を唱えるためのコストは固定されています。

『発掘/Dredge』
・発掘能力はカードを引く際に発掘を適用するかどうかを決めます。発掘することを聞いてから対応して何かをすることはできません。
・「複数枚のカードを引く」とは、「1枚引くを複数回繰り返す」を意味します。一枚目の発掘で墓地に落ちたカードの発掘能力で二枚目も発掘することができますし、引く一枚一枚について発掘能力を適用するかどうかを決めることができます。



文章公開:2011/08/24

文章更新:2011/08/25
・追記《謎めいた命令/Cryptic Command》 対象の数による変化の例
・修正《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》 解決時→解決され戦場に出た時点
・修正《アトランティスの王/Lord of Atlantis》 印刷されたカード→TSPタイムシフト版以外
・追記《爆裂+破綻/Boom/Bust》
・追記『待機/Suspend』 誘発型能力の打ち消しとの関係
・追記『親和/Affinity』 コスト固定のタイミング

文章更新:2011/08/27
・追記《ヴェズーヴァ/Vesuva》 他の土地と同時に出る場合
例によって、どうせ数日中に日本語公式から正式な翻訳文が出るので、ちょー適当訳。

モダンの大会を開く話は割と具体的になってます。告知はもうちょっと待ってね。



モダンの世界にようこそ!/Welcome to the Modern World
Tom LaPille
2011年8月12日

先日我々はモダンという新しいフォーマットを発表した。このフォーマットは、新枠以降のカードが適正だ。MOでの実験は成功した。そして。

我々は、プロツアーフィラデルフィアのフォーマットをエクステンデットからモダンに変更することを決めた。


なんで変更したの?

プロツアーに向けたエクテンのテストをしていたプロプレイヤーがこう言ったんだ。「うはwwwジェイス石鍛冶強えぇwww」今のエクテン環境は健全じゃなく人気も無い。一方のレガシーはすばらしい盛り上がりを見せ、モダンにも期待が高まっている。なんだかんだ言ったってやりたいことやるべきです。これからモダンの大会が増えていくよ!


禁止リストについて

プロツアーで健全なプレイ環境をお届けするために、禁止カードをちょこっとだけ増やしたよ。

基準は2つある。1つめは、3ターンキルができるコンボデッキ。
《超起源/Hypergenesis》
《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
《戦慄の復活/Dread Return》
こいつらは3ターンキルを決めちゃうからダメ。

2つめは、新旧エクテンのTier1やレガシーで活躍する構成そのまま持ち込めるようなデッキ。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
《苦花/Bitterblossom》
こいつら強すぎて環境を壊すのが怖いからダメ。

あっれー、ここまでで青に禁止が無いね、ついでに何枚か禁止しとくか。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《祖先の幻視/Ancestral Vision》
強いデッキを軒並み禁止したら禁止が無い青コン強すぎだろJK。


で、禁止リストは最終的にこうなった。

《祖先の幻視/Ancestral Vision》
《古えの居住地/Ancient Den》
《苦花/Bitterblossom》
《金属モックス/Chrome Mox》
《暗黒の深部/Dark Depths》
《戦慄の復活/Dread Return》
《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
《大焼炉/Great Furnace》
《超起源/Hypergenesis》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《弱者の剣/Sword of the Meek》
《伝承の樹/Tree of Tales》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》


最後に、いくつか伝えとくよ。

まず、プレイしたいカードを禁止されて悲しい人もいるだろうが、ちょっと待ってくれ。すげー強いカードを何枚か禁止すれば、そこそこ強いたくさんのカードに光が当たる。長い目で見れば環境がより面白くなるはずだ。そしてその決定ができるのは、まだモダンが浸透していない今しかない。

次に、今回禁止されたカードが、ずっとモダン形式で使えなくなったわけではない。ぶっちゃけ禁止しすぎたと思うしね。これから禁止リストの調整をしていくよ。

今回の変更は、プレイヤーの声を反映して決定された。プロツアー会場は、より盛り上がることになるだろう。

それでは、モダンの世界でお会いしましょう。
って本気で言うので参加してくださいage。


実際にモダンの大会があれば参加するかもって人がいたら、ここにコメントしてください。
私の本気度が上がります。

モダンの大会やったら嬉しいって人がどのくらいいるのかを知りたいだけなので、
実際に参加できなくても構いません。

たぶんあと5人くらいここにコメントがもらえたら、私が本気出して大会開きます。


※モダン(Modern)ってなに?

新枠(8ED・MRD以降のカードセット)なら何でも使えるフォーマット。

近い将来公式フォーマットになることが発表されました。

あとはググレカス先生に教えてもらってね!
って本気で言ったら参加しますか?


まだ日時も場所も未定ですが、まずはモダンやりたい人がどのくらいいるのか知りたいです。

とりあえずここで聞いてみて、8人以上集まりそうなら本気出す。



※モダン(Modern)ってなに?

新枠(8ED・MRD以降のカードセット)なら何でも使えるフォーマット。

近い将来公式フォーマットになることが発表されました。

あとはググレカス先生に教えてもらってね!

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