論理的な行動と反射的な行動の乖離
2012年2月4日 MTG コメント (5)お久しぶりです。
登録されたユーザーが2人も減りました。
定期的に書いていないとこうなるわけですね。
というわけで、昨日のフライデー(の皮を被ったフリー対戦)で起こったことでも書いて見る。
自分の第二メインフェイズ
お互いにライフは切迫していない
自分(ゆとりバント)
召喚酔いをしていないアンタップ状態の《石鍛冶の神秘家》
何にも装備されていない《殴打頭蓋》
手札が《Force of Will》1枚のみ
フェッチ1枚を含む、不自由なく色マナの出るアンタップ状態の土地5枚
相手(黒赤)
召喚酔いをしていないタップ状態の《渋面の溶岩使い》と充分な墓地
未公開の手札が数枚(ただし3ターン前に出した《石鍛冶の神秘家)は生き残った)
相手のデッキには《稲妻》《ヴェールのリリアナ》が入っていることは確認済み
アンタップ状態の数枚を含む、次のターンに複数の行動を起こすのに充分な土地
最善手は何だったんでしょうね?
自分のとった選択は白反転で↓
《リリアナ》が出てしまうと死ねるので、《石鍛冶》を捨てても《リリアナ》着地は阻止したい。
《リリアナ》を素撃ち《Force of Will》で打ち消せるマナを残したままターンを返し、
《リリアナ》が来なければ相手のエンドステップに《石鍛冶》で《殴打頭蓋》を出し直す。
という問題先送り後出しジャンケン的ゆとり思考。
結局《リリアナ》は引いてなかったようで、エンドステップに《殴打頭蓋》を出し直すのに成功。
でもこのとき、頭の中では《リリアナ》を強く警戒していたにも関わらず、
何故か、先に《石鍛冶》を焼かれたら対応して《殴打頭蓋》を出し直すつもり満々だった。
先に《石鍛冶》を焼かれるのは対応《殴打頭蓋》か《リリアナ》警戒かを迫られると考えると:
対応して《殴打頭蓋》を出し直すと、その後に《リリアナ》が通された場合に死亡確定。
《リリアナ》を警戒してマナを残すと、《殴打頭蓋》の再起は遅くなるが長期的には損しない。
《石鍛冶》を焼かれるのに対応して《殴打頭蓋》を出し直すのは一見良いプレイに感じるが、
この場合に関しては、実は賭けに負けたときのリスクが大きくより優先するべきことがあった。
結論、相手のエンドまで必ず《Force of Will》を構え続けるが最善手じゃないかなと思う。
論理的な行動と反射的な行動の乖離に気付くと自分がまだ下手だと実感できて楽しい。
登録されたユーザーが2人も減りました。
定期的に書いていないとこうなるわけですね。
というわけで、昨日のフライデー(の皮を被ったフリー対戦)で起こったことでも書いて見る。
自分の第二メインフェイズ
お互いにライフは切迫していない
自分(ゆとりバント)
召喚酔いをしていないアンタップ状態の《石鍛冶の神秘家》
何にも装備されていない《殴打頭蓋》
手札が《Force of Will》1枚のみ
フェッチ1枚を含む、不自由なく色マナの出るアンタップ状態の土地5枚
相手(黒赤)
召喚酔いをしていないタップ状態の《渋面の溶岩使い》と充分な墓地
未公開の手札が数枚(ただし3ターン前に出した《石鍛冶の神秘家)は生き残った)
相手のデッキには《稲妻》《ヴェールのリリアナ》が入っていることは確認済み
アンタップ状態の数枚を含む、次のターンに複数の行動を起こすのに充分な土地
最善手は何だったんでしょうね?
自分のとった選択は白反転で↓
《リリアナ》が出てしまうと死ねるので、《石鍛冶》を捨てても《リリアナ》着地は阻止したい。
《リリアナ》を素撃ち《Force of Will》で打ち消せるマナを残したままターンを返し、
《リリアナ》が来なければ相手のエンドステップに《石鍛冶》で《殴打頭蓋》を出し直す。
という問題先送り後出しジャンケン的ゆとり思考。
結局《リリアナ》は引いてなかったようで、エンドステップに《殴打頭蓋》を出し直すのに成功。
でもこのとき、頭の中では《リリアナ》を強く警戒していたにも関わらず、
何故か、先に《石鍛冶》を焼かれたら対応して《殴打頭蓋》を出し直すつもり満々だった。
先に《石鍛冶》を焼かれるのは対応《殴打頭蓋》か《リリアナ》警戒かを迫られると考えると:
対応して《殴打頭蓋》を出し直すと、その後に《リリアナ》が通された場合に死亡確定。
《リリアナ》を警戒してマナを残すと、《殴打頭蓋》の再起は遅くなるが長期的には損しない。
《石鍛冶》を焼かれるのに対応して《殴打頭蓋》を出し直すのは一見良いプレイに感じるが、
この場合に関しては、実は賭けに負けたときのリスクが大きくより優先するべきことがあった。
結論、相手のエンドまで必ず《Force of Will》を構え続けるが最善手じゃないかなと思う。
論理的な行動と反射的な行動の乖離に気付くと自分がまだ下手だと実感できて楽しい。