「お名前をお願いします。」
自分がジャッジをするとき、頻繁にこのセリフを言います。プレイヤーには自分が名前を知っている人がたくさんいますが、名前が必要な場面では、いつでも誰にでも本人の口から確認しています。

病院や役所での本人確認の問題は覚えている人も多いでしょう。それらと比べると小さくはありますが、マジックのトーナメントにおいても、名前の確認を怠ったがために起こった問題は稀にだがよく耳にします。プレイヤーを見てその人物の名前を確認する必要があるかを判断し、必要な場合にのみ確認すればよいと考えるかもしれません。しかし大きな大会となると、名前が必要な場面が数え切れぬほど訪れるのですから、そこに人の判断が絡めばミスが誘発しやすくなります。知人でも有名人でも関係なく全員を確認するように普段からルーチン化することが、万が一のミスを未然に防ぎトーナメントの質を高めることに繋がるのです。

何故こんなことを書くかというと、先日のPTQで、とあるプレイヤーに対していつものルーチンで名前を確認したら「まだ名前も覚えてないのかよw」的な残念な顔をされたからです。ごめんなさい、もちろん名前は覚えていましたが、それでも必ず確認するようにしているのです。

というわけで、これからも同じセリフを何度も繰り返して名前を確認します。またかと面倒臭く思うかもしれませんが、ご協力をお願いします。




もっとも、いつでも誰にでも本人の口から名前を確認する最大の利点は、もし本当に名前を忘れてしまったとしても何食わぬ顔で誤魔化せるということなのですが。

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