昨日に続いてアムステルダムのカバレージの記事から。
イニストラードについてのやつと、今回の大会のまとめ的なやつ。

私の英会話力はたったの5です・・・ゴミめ・・・



レガシーとイニストラード/Legacy with Innistrad
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpams11/day1#4

by Tim Willoughby


会場を歩くと、すぐにイニストラードの影響を見ることができた。Tiago Chanのインビテーショナルカードである《瞬唱の魔道士》はそこらじゅうの様々なデッキでプレイされていた。青マナの出る土地と呪文、これさえあればどんなデッキにでも入れることができる。青白《石鍛冶の神秘家》デッキにも入っていた、《High Tide》デッキにも入っていた。チームアメリカでは《Hymn to Tourach》をフラッシュバックし、そしていたるところで《渦まく知識》をフラッシュバックしていた。

ひとつ、《瞬唱の魔道士》を必要としない興味深いフラッシュバック呪文がある、《墓場の浄化》はリアニメイトとそして《瞬唱の魔道士》自身に有効な一枚だ。これが一部のサイドボードに採用されている理由は、ゲームが進むにつれて二度撃てることの価値が高まるからだろう。

チームアメリカはもう一枚、《ヴェールのリリアナ》が興味深い。レガシーでの地位は確立していないが、現在最もホットなプレインズウォーカーで、リアニメイトのような一匹だけクリーチャーを出すデッキと戦うのに有効だ。一番目のディスカード能力は多くのデッキにとってトラブルの元だが、墓地を食らう《墓忍び》ならそれを利点へと変えられる。

《夜の衝突》は、全部で6点のダメージを与えられる一回り大きな《炎の稲妻》として、赤単に色を足すことができれば(そしてそれは ― 可能だ)、バーンデッキで使用される。

最後に、これは僕のお気に入りだ。《秘密を掘り下げる者》は何の変哲も無い、が、それが変身して《昆虫の逸脱者》になるとき、奴はとてつもない脅威になる。この会場では何人もの青黒コントロール使いがカードを裏返して3/2飛行で殴りかかっているのが目撃された。

どんなセットでもレガシーに参入する際は難しい。これらはまだ発売したばかりであるイニストラードのわずか2%であり、この広大なフォーマットにおけるセットの価値が認められるのはもう少し時間がかかるだろう。もっとも、レガシーにとってイニストラードが無視できないということは、既に確定的に明らかである。




GPアムステルダムトップ5カード/Top 5 Cards of Grand Prix Amsterdam 2011
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpams11/welcome#7

by Tim Willoughby


GPアムステルダムでは1210種類ものカードがプレイされ、それらを5枚でまとめようというのは少し楽観的かもしれない。だがしかし、やろうではないか。


《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》

《瞬唱の魔道士》が今回使われたことは必然だった。だがこの小さなウィザードについてはこのイベントで大きく評価が変わった。《昆虫の逸脱者》はカナディアンスレッショルドが殴りながら相手のプランを崩すことのできる驚異的なマナレシオを持つことが判明した。あるプレイヤーが今回「レガシー最高のカードである《渦まく知識》と《秘密を掘り下げる者》は自然とコンボしている、いつもそれを見たよ」と僕に言った、これが決勝に行ったこともまた、必然だったのだろう。


《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》

Maverickはレガシーにおいて特別に強いデッキではない、しかし高レベルな妨害と攻撃を両立させその性能を発揮した。その一端を担ったのが《エイヴンの思考検閲者》だ、他のデッキが《自然の秩序》を使い、《直観》を使い、フェッチランドでマナ基盤を構築する、こいつのサーチ妨害能力はフォーマットそのものに対して有効だ。Maverickがこいつを必要とする環境の中で、環境に最も適した剣を携えて攻撃するだろう。
(※最後の一文が多分間違ってる。All the while the Mindcensor can attack and hold a sword as well as much of the format, something that the Maverick deck frequently asks of it.)


《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

僕たちがサーチについて語るなら、ミラディンの期待の新星であるこいつを語らないわけにはいかないだろう。《ドライアドの東屋》《ガドック・ティーグ》《威厳の魔力》そして他にもなんでもござれ、緑のデッキがどんな状況にでも簡単に対応できる汎用性を持つことになった。


《Force of Will》

今回のグランプリでは様々な新しい刺激があったが、これはレガシーフォーマットであるので、長年フォーマットを支えてきたこいつを忘れるわけにはいかないだろう、《Force of Will》だ。1990年代半ばよりデッキを維持してきたこの強力なインスタントは、今もなお当時と変わらず青の魅力であり続ける。忘れてはならないのは、今回Marijn Lybaertの対戦相手の一人がそうしたように、必要とあらば5マナ支払って唱えることもできるということだ。彼は青いカードさえ無ければ安全だと考えたが、これは重い《対抗呪文》にもなれる。


《外科的摘出/Surgical Extraction》

《瞬唱の魔道士》によるフラッシュバックが飛び交う今、リアニメイトのような墓地利用デッキへの解答である《外科的摘出》のような墓地対策カードの価値は急激に高まっている。相手のデッキと手札を知るために《のぞき見》の亜種として使われた、《陰謀団式療法》と併せて使われた、リアニメイトがデカブツを釣るのを止めるために使われた、そしてフラッシュバックを止めるためにも使われた。サイドボード後になら、撃たれたことに驚きこそすれ《外科的摘出》であることには驚かないだろう、ファイレクシアマナのおかげでどんなデッキでも撃つことができるのだから。

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