どうも、お久しぶりです。
マジックできない無気力シンドロームから少しだけ脱しました。
少し前に公式ページで翻訳されていたこのコラムですが、何気に興味深いことが書かれていましたね。
ノウ「ハウ」その2
http://mtg-jp.com/reading/translated/006694/
まずひとつめ、カードの発売とデザインの時期の関係について公言されました。
今まで大体これくらいだと噂では言われていましたが、はっきりと公言されたのは初めてな気がします。や・自分が読み逃してただけかもしれませんが。
おっと、Rancored Elfの話はそこまでだ!
そんなこんなでミラディンの傷跡ブロックはもうそろそろ完成するらしいです。
以前、自分は《強情なベイロス》について、
「今更の《荒廃稲妻》対策。《大貂皮鹿》のときもそうだったけど、どうやらウィザーズは、基本セットを出すタイミングでもうすぐ落ちるブロックのデッキをメタりたいらしい。キリッ」
とか何とか宣ってましたが、別にそういうわけではなく、ただ単に開発のタイミングの関係みたいですね。
《荒廃稲妻》入りの『ジャンド』が幅を利かせ始めたのは、ローウィンブロックが落ちて『青黒フェアリー』などのデッキが崩れたゼンディカー参入後なので、その頃にはもうゼンディカーブロックが完成していたのでしょうね。だから今回のM11にしか入れられなかったのではないでしょうか。
そう言えば、《大貂皮鹿》よりも先に『青黒フェアリー』メタとして登場した《火山の流弾》は、『青黒フェアリー』が流行り出したモーニングタイド参入の丁度一年後のコンフラックスに収録されています。
マローが「ほぼ完了」という曖昧な言葉を使っているのは、ブロックのテーマとは別にマジックをゲームとして成り立たせるのに必要な、環境に適したカードをデザインするための領域を残してあるからだとも考えられます。
ともあれ、ブロックエキスパンションと基本セットでは開発時期に若干の差があるとは思われますが、もう既にいくつか先のエキスパンションは完成しており、現在の環境が新しいエキスパンションのカードに影響を与えるにはその分時間がかかります。そのため、特定のデッキやカードに有効な対策カードが出るのは、それが流行り出してから約一年くらいは経ってからだと考えるべきでしょう。
今で言えば、《精神を刻む者、ジェイス》の対策カードが出るとしても、それが収録されるのは10月のミラディンの傷跡では無く、来年2月のMirrodin Besiegedになるのでしょうね。
まぁ対策カードが一年遅れってのは考えてみれば昔からそうなので、書いてて自分で何を今更って気もしますが。
そしてふたつめ、アーロンの「五カ年計画」なるキーワードが出てきました。
知ってる人は知ってると思いますが、今はマローの六カ年計画(6年計画)が進行中です。マローが中心になってマジックの六年間の計画を練ることで、年単位ではなく数年単位でシナジーを作ったり、計画的にメカニズムを発展させてきたりしてきました。
次のミラディンの傷跡ブロックはその最後の年です。
マローの六年が終わった後はどうなるのかと思ってましたが、どうやらアーロンが同じように引き継ぐようですね。
アーロンがこの先どのようなマジックを作ってくれるのか今から楽しみです。
自分はこういうデザインの話が大好きなので、どうでもいいことをつらつらと考えてしまいました。
マジックできない無気力シンドロームから少しだけ脱しました。
少し前に公式ページで翻訳されていたこのコラムですが、何気に興味深いことが書かれていましたね。
ノウ「ハウ」その2
http://mtg-jp.com/reading/translated/006694/
juzamjedi @maro254 いくつの、将来のブロックが企画されているんですか?
ミラディンの傷跡ブロックはもうそろそろ完成で、この間私が仕上げたのが「Shake」。そのブロックの残りの部分もほぼ完了している。「Hook」ブロックはまだ始まっていないけれど、その概要は聞いている。「Friends」ブロックはまだ未定の部分も多いけれど、デザイン・リーダーが誰なのかは知っているし、彼がどうしたいかということはだいたい知っているよ。その次の年の秋のセットについても(まだコードネームすらついていないが)仮のイメージは持っていて、リーダー候補は頭に浮かんでいる。その後のことも、いつ使えるか判らないブロックのアイデアは持っているけど。アーロンに「五カ年計画」を提示してあるから、年内にはその期間について詳しく説明できるんじゃないかな。
まずひとつめ、カードの発売とデザインの時期の関係について公言されました。
今まで大体これくらいだと噂では言われていましたが、はっきりと公言されたのは初めてな気がします。や・自分が読み逃してただけかもしれませんが。
そんなこんなでミラディンの傷跡ブロックはもうそろそろ完成するらしいです。
以前、自分は《強情なベイロス》について、
「今更の《荒廃稲妻》対策。《大貂皮鹿》のときもそうだったけど、どうやらウィザーズは、基本セットを出すタイミングでもうすぐ落ちるブロックのデッキをメタりたいらしい。キリッ」
とか何とか宣ってましたが、別にそういうわけではなく、ただ単に開発のタイミングの関係みたいですね。
《荒廃稲妻》入りの『ジャンド』が幅を利かせ始めたのは、ローウィンブロックが落ちて『青黒フェアリー』などのデッキが崩れたゼンディカー参入後なので、その頃にはもうゼンディカーブロックが完成していたのでしょうね。だから今回のM11にしか入れられなかったのではないでしょうか。
そう言えば、《大貂皮鹿》よりも先に『青黒フェアリー』メタとして登場した《火山の流弾》は、『青黒フェアリー』が流行り出したモーニングタイド参入の丁度一年後のコンフラックスに収録されています。
マローが「ほぼ完了」という曖昧な言葉を使っているのは、ブロックのテーマとは別にマジックをゲームとして成り立たせるのに必要な、環境に適したカードをデザインするための領域を残してあるからだとも考えられます。
ともあれ、ブロックエキスパンションと基本セットでは開発時期に若干の差があるとは思われますが、もう既にいくつか先のエキスパンションは完成しており、現在の環境が新しいエキスパンションのカードに影響を与えるにはその分時間がかかります。そのため、特定のデッキやカードに有効な対策カードが出るのは、それが流行り出してから約一年くらいは経ってからだと考えるべきでしょう。
今で言えば、《精神を刻む者、ジェイス》の対策カードが出るとしても、それが収録されるのは10月のミラディンの傷跡では無く、来年2月のMirrodin Besiegedになるのでしょうね。
まぁ対策カードが一年遅れってのは考えてみれば昔からそうなので、書いてて自分で何を今更って気もしますが。
そしてふたつめ、アーロンの「五カ年計画」なるキーワードが出てきました。
知ってる人は知ってると思いますが、今はマローの六カ年計画(6年計画)が進行中です。マローが中心になってマジックの六年間の計画を練ることで、年単位ではなく数年単位でシナジーを作ったり、計画的にメカニズムを発展させてきたりしてきました。
次のミラディンの傷跡ブロックはその最後の年です。
マローの六年が終わった後はどうなるのかと思ってましたが、どうやらアーロンが同じように引き継ぐようですね。
アーロンがこの先どのようなマジックを作ってくれるのか今から楽しみです。
自分はこういうデザインの話が大好きなので、どうでもいいことをつらつらと考えてしまいました。
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